中野京子著『美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯』発売中!
2016.09.15 Thu
ヴェルサイユ宮殿の企画・監修という本邦初の「マリー・アントワネット展」開催記念出版として、ご存じ「怖い絵」シリーズの著者・中野京子氏が、歴史に翻弄された悲劇のヒロインの生涯をたどります。
本書のポイントは、アントワネット研究者としても名高い著者が、生誕から37歳で処刑されるまでの生涯を、出展作品を題材にしながら紡いでいくところにあります。
本を読まれてから展覧会へ足を運んでいただければ、マリー・アントワネットをより深く理解できること間違いなし!
◆中野京子より「マリー・アントワネット展」に寄せるメッセージ◆
「待ちに待った日本開催です。油彩画をはじめとした、これまでにない豊富な展示品によって、アントワネットの数奇な運命に触れられる思いがするでしょう。
栄耀栄華時代の美術品のうち、とりわけ日本人としては、可愛らしい漆器の数々が見逃せません。当時は贋作が多く出回っていたにもかかわらず、すべて日本製の逸品で見応えがあります。
また悲惨な最晩年に身に着けていた質素な肌着やヘアバンドも出展され、胸を締め付けられること必至です。サプライズは靴。絶対に見逃せません。お楽しみに!」
◆書 名 『美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯』
◆著 者 中野京子(作家・ドイツ文学者)
◆仕 様 新書判208 ページ
◆発 行 2016 年9月10日 NHK出版
◆定 価 本体1,000 円+税