06/12/18 OA
奇蹟の大ジャンプ 空飛ぶサメを追え!
アフリカ最南端のフォールス湾。
ここで、宙を舞うホホジロザメの姿が目撃されているという。
今回、その空飛ぶサメの姿を捕らえるために
サメ研究家クリス・ファロウズとロッキー・ストロング博士が、
プロジェクトチームを結成。
オットセイの形に似せた“おとり”に小型の水中カメラを仕込んで、
ホホジロザメをおびき寄せる作戦を決行した。
だが、噛みつく気配がない。
原因を探るため、ストロング博士が海に潜り海底を調査すると、
水深15メートル付近に、オットセイの骨が落ちているのを発見。
そこで、今度はオットセイの骨が沈んでいる水深15メートル以上の
ポイントで“おとり”作戦を決行することに。すると…
ホホジロザメは勢いよく“おとり”に食らいつき
見事、空中に舞い上がったのだ。
さらに、周囲に潜んでいたホホジロザメたちも次々とジャンプを披露。
実は、この海域に住むホホジロザメには、
オットセイに気づかれないよう15メートル程の水深からねらいを定め、
そこから一気に急浮上する習性が。
その時の速度は、時速25キロにもなるため、
勢い余って、空中に跳ね上がると考えられるのである。