世界まる見え!テレビ特捜部
07/01/22 OA
独占取材!人間アート秘密の舞台ウラ
アメリカ・ロサンゼルス郊外のラグナビーチ。
この街は古くからアーティストの街として知られており、
毎年、様々なアートを集めたイベントが行われている。
その中でも、特に人気が高いのが、『ペイシェント・オブ・ザ・マスターズ』。
これは、絵画の中の人物を人間が演じる<人間アート>のショー。
更に、絵画だけに留まらず、なんと彫刻まで本物の人間が演じているのだ。


しかも、人間アートを演じているのは、俳優でもプロのパフォーマーでもなく、
なんと、全員がこの町に住む一般の人々。
そこには、様々な工夫が施されていたのだ。
 
【工夫1 メイク】

立体的な人間を平面に見せる為、
絵画と同じような極端な影をつけ、縁取りを加える。
更にかつらも平面的なつくりで観客から見える、
一方方向だけを意識して作られる。
【工夫2 セット】
立体的な人間がなじむようにセットにも奥行きを持たせている。
時には、くり抜かれたセットのくぼみに体を埋め込むようにして、
立体的な男の子の姿と平面に描かれている馬を、見事に一体化させる。
 
【工夫3 ポーズ】
専門のポーザーという係りが出演者に正しいポーズの取り方を指示。
出演者たちは、ポーザーの言う通りのポーズをとって、
じっとしていなければならない。
1作品およそ2分間、動かずにじっとしているのは、かなりの重労働!!
ラグナビーチの人々の熱意でつくられている、すばらしい「人間アート」。
日本人でもオーデションを受ける事は可能なので、
興味のある方は挑戦してみては?
 

 
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