07/02/26 OA
みんな知ってた?お米と魚のおいしい雑学
【魚】
その昔、古代ローマの頃は、食卓に出す魚の種類で
自分たちの財力を示していたという。
上流階級の人々は、「ヒメジ」という魚をよく食べていた。
やがて18世紀に入ると、お金持ちは「タラの頭」を食べるようになる。
この頃のタラは今よりも大きく、頭には脂ののった肉がたっぷりついていたのだ。
そして、19世紀になると、魚用のナイフが発明されたことにより、
マナーが重要視されることに。間違ったナイフを選んでバカにされないよう、
人々はヒヤヒヤしながら魚を食べていたらしい。
一方、魚は痛みやすいので様々な保存法も考案された。
そんな中、魚の保存法に革命をもたらしたのが、かのナポレオン1世。
彼は戦場の兵士に食べさせるため、持ち運びやすく、かつ長持ちする方法を募集。
こうして生まれたのが「魚のビン詰」!
これが後に「缶詰」へと生まれ変わり、保存食品の代名詞として、
今も作られているのである。
【お米】
今から1万年以上前、お米は中国などを中心に栽培されるようになり、
やがてイタリアやスペインなど、水が豊富で温暖な気候の国々に広まった。
一方、イギリスでは、庶民にお米が広まったのは20世紀に入ってから。
それまでお米に馴染みのなかったイギリスの主婦たちは、
水の量や火加減がわからず、失敗の連続・・・。
そこで1966年、炊きやすいように加工したお米「パーボイルドライス」が発売!
さらに1980年代、電子レンジの普及とともに「電子レンジ用レトルトご飯」も発売!
現在は、世界的な健康ブームで「玄米」が大注目!
イギリスのスーパーでは「玄米モチ」や「玄米アマザケ」まで売っているそうだ。