07/04/09 OA
育児の悩み すべてナニーが解決します
イギリスにある「ナニー本部」・・・
「ナニー」とは、育児や教育の知識を持った
プロのベビーシッターで、イギリスの国家資格の一つ。
ナニー本部には、そんなすご腕のナニーがおり、
子どものしつけに悩む家庭からのSOSに答えて出張。
育児の問題を解決してくれるのだ。
今回の依頼人は、男ばかりの5人兄弟のわんぱくぶりに悩む
アメリカ・ニューヨークのマクレイ家。
5人兄弟は、9歳のCJ（シージェー）を筆頭に、毎日泣くわ、
騒ぐわ、暴れるわの大騒ぎなのだ。
さらに、母トレーシーの最大の悩みは・・・
近々行われる「親戚一同が集まる食事会」。
落ち着きのない子ども達は、イスに座っていることも出来ないため、
このままでは食事会にも行けないと言うのだ。
そこで、ナニー本部から派遣されたのが、
ナニー歴15年のベテラン、ステラ。
イギリスから遥々マクレイ家にやってきたステラが、
まずは一家の様子を観察。問題点を洗い出した。
１．母トレーシーは、その場の感情で怒っているだけ
→なぜ悪いかを、しっかり説明して理解させること
２．父クレイグは、子どもに甘すぎる
→母親が叱っても、父親が許してはしつけにならない
しつけは両親が同じ考えで臨まなければダメ
３．兄弟のボスである、長男CJ
→暴れたり、殴ったりしたら罰を与えると言うルールを課す
すると2日目。
ルールを課されたはずの長男CJが、いつものように大騒ぎ。
そこで、ステラが罰を言い渡した。
逃げるCJ！
すると・・・なんと、子どもに甘かった父クレイグがCJを一喝。
毅然とした態度をとったのだ。しつけの仕方を学び始めたクレイグ。
そして、ナニーがCJに与えた罰は、「タイムアウト」。
一歳につき1分の目安で、何もしない時間を与えて
子どもに反省させようと言うもの。
CJは、ソファの上で9分間じっとしていなければならなかった。
一方、自信をなくしていた母トレーシー。
だが、ふとしたきっかけで、きちんと叱ることができるように。
そのとき、ステラは、すかさず夫のクレイグに
「叱るときは一緒に！」とアドバイス。
こうして「夫婦が同じ考えで臨む」こともクリアしたのだ。
その結果、親戚が集まる食事会は大成功。
おとなしくイスに座って食事をする子どもたちに、
おばあちゃんもビックリ！
母トレーシーと父クレイグは、感激のあまり涙をこぼしたのである。
こうして、ナニーのステラはマクレイ家の問題を解決！
次の悩める家族の元へと旅立ったのである。
