2つのチームが、膨大なガラクタの中から使えそうな部品を見つけ出し、
テーマに合わせたマシンを制限時間内に作って、その性能を競い合う番組。
今回のテーマは、陸でも水の中でも颯爽と走る【水陸両用カー】を
10時間以内に作ること。対戦するのは、
イギリス陸軍の<パイロットチーム> VS 町の<フォークリフトチーム>。 |
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まずは、マシンのプランを立てる。
<パイロットチームの完成予想マシン>
車の窓を鉄板で完全に目張りして防水し、空気を確保して走るマシン。
それほど多くの酸素を貯蓄できない。
<フォークリフトチームの完成予想マシン>
水に潜らなくても運転できるよう、車の屋根の上に運転席を設置したマシン。
これによって酸素の問題がなくなる。
次は、ガラクタの中からマシンのベースとなる車体探し。
早速、<パイロットチーム>は、ピックアップトラックを発見。
これなら運転席が小さい為、防水をする部分が少なくて済むのだ。
一方、<フォークリフトチーム>も、手ごろな大きさの車体を発見。
だが、彼らにとって重要な部品は、
ハンドルを屋根の上の運転席に接続する為の長い鉄の棒。必死に探すメンバー。
その頃<パイロットチーム>は、マシンのエンジンがかからず、悪戦苦闘。
だが、半ばあきらめかけたその時、ドライヤーで温めてみると、
ついにエンジンがかかったのだ。そして、排気管を取りつけ、マシン完成! |
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一方<フォークリフトチーム>は、ようやく長い棒を探し出し、
ハンドルを接続、運転席を屋根の上に設置した。
ところが、車体の組み立てに時間がかかりすぎてしまい、
制限時間内に作り終わらない可能性が…残り時間は、あとわずか。
すると・・・エンジンがかかり、ようやくマシンが完成。 |
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と、ここで、タイムアップ!!なんとか間に合ったのである。
【対決】
ルールは、砂浜を走り、海に入って水中を進み、折り返し地点のブイをまわり、
再びビーチに戻ってゴールし、速いタイムを出したチームが勝ち。
先攻<フォークリフトチーム>
彼らのマシンは、時間が足りず、屋根の上の運転席を
しっかり固定できなかったことが心配された。
だが、水中でもマシンは力強く走り、見事ゴール!タイムは2分15秒。
後攻<パイロットチーム>
彼らのマシンは当初、水が入らないようにドアを鉄板で完全に
密封する計画だったが、ドライバーの脱出スペースを確保する為、
ドアの下部分を開ける設計に変更。これにより、運転席が浸水する危険性が・・・
そしてレース中盤、その不安が的中!
なんと、ドライバーの顔のあたりまで、水が入ってきた!
そして前方が見えなくなり、ブイに激突!!かなりの時間をロス。
その後、なんとかゴールするものの、タイムは4分20秒であった。
この瞬間、2分の差をつけて<フォークリフトチーム>の
勝利が決まったのである。
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