世界まる見え!テレビ特捜部
07/09/03 OA
緊急出動!子育ての悩みはナニーにお任せ
今回の依頼人は、ニューヨークに暮らす主婦、デニス・ダンリーヴィー。
彼女の悩みは超わんぱくな5人の子どもたちと、
自宅のリフォームを途中で投げ出した父親のケビン。
リフォーム中のため、家の中はボロボロで、
母のデニス曰く「工事現場に住んでいるみたい」なのである。


そんなダンリーヴィー家に、ナニー歴22年のベテラン『デボラ』が出動!
早速、この家の様子を観察する。
すると…子どもたちは殴りあったり、物に当たったり、暴れ放題のやりたい放題!
あげくの果てに、1人の男の子が、階段の上からデボラに“ツバ”を吐きかけた!
これにはベテラン・ナニーのデボラもビックリ!


すると、それを見ていた父親のケビンが、もの凄い剣幕で叱りつけた上、
その子をベッドに叩き付けた!
そう、ケビンは“しつけ”の為なら暴力も振るう父親で、
子どもたちは常に怯えているのである。
デボラは、
「暴力を振るうと、子どもは知らず知らずのうちに暴力は振るっても
良い物だと勘違いしてしまう」と、
父親に暴力・体罰を一切やめる様に説得した。


その後、ナニーのデボラは、この家のもう一つの問題点を発見!
それは、父親が何度も引っ越しをするので、子どもたちは転校を繰り返す事になり、
それに強い不満を持っていたのである。
しかし、父親のケビンは、
「子どもたちの為に、もっと良い家に引っ越したいだけ。」と、聞く耳を持たない。


この家では、『父親と子どもたちのコミュニケーションが足りない』と
判断したナニーのデボラは、母デニスを一日外出させ、
留守中の子どもの世話を、父のケビン1人に任せる事にした。すると…
意外にもケビンは、子どもたちの世話を父親らしく熱心行ったのである。


ところが!帰宅した母親のデニスは、その様子を見て何故か不満顔。
ケビンに対して感謝の言葉は一切無く、それどころか文句を言い出す始末!
実は、母デニスは、自分がいなくても子どもたちと仲良くやっていたケビンに
“焼きもち”を焼いていたのである。
そして、この『夫婦の仲の悪さ』こそ、
一家が抱える問題の『全ての原因』だったのだ!


そこで、ナニー・デボラは
「夫婦の仲が悪いと、それを見た子どもたちは不安を感じ、
反抗的な態度をとることがある。」と、両親に警告!
夫婦は、もっと思いやりを持って色々な事を話し合うべきだと訴えた。
そして、この必死の訴えにケビンとデニスの夫婦は、
ついに反省し、改めてお互いを見つめ直したのである。
翌日、ダンリーヴィー家では、家族みんなで自宅のリフォームを再開。
ナニーのおかげで、家も、家族も、改善されたのである。




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