『スペイン』
スペイン東部の都市、バレンシア。
地中海に面し、温暖な気候に恵まれたこの地の名物料理は、
米と具材をスープで煮込んだ炊き込みご飯『パエリア』である。
そんなパエリアの中で、地元の人々に絶大な支持を集めているのが、
イカ墨を入れた真っ黒い『イカ墨パエリア』
真っ黒な迫力に圧倒されるが、イカ墨のほんのりとした甘味が
米と具を優しく包み込む、とってもマイルドなウマさ!
|
『サハリン』
ロシア極東の地、サハリン。
オホーツク海と日本海に囲まれたサハリンは、鮭のふるさとと言われており、
毎年、秋になると多くの鮭が卵を産みに生まれた川に戻ってくる。
その為、鮭が遡上(そじょう)する川では、
脂ののったサーモンが釣れて、釣れて、釣れまくるのだ!
そんなこの地の名物サーモン料理は、サハリン風サーモンロール『テルノエ』
|
|
これは、うすくのばした、サーモンのすり身の上に
みじん切りにしたタマネギとジャガイモをのせ、海苔巻のように巻き
オーブンでこんがり焼いた料理。
鮭の旨みが凝縮されたこの料理は、一度食べたら、やみつきになる逸品!
|
『ドイツ』
中世の街並みがそのまま残るドイツ南部の町、ディンケルスピュール。
この町の名物は、600年の伝統を誇る魚料理。
ディンケルスピュールは、ドイツの内陸に位置するが、
町の外れにある魚の養殖場で、大量に魚を養殖しているため、
いつでも新鮮な魚を食べられるのだ。
中でも有名なのが、ドイツではよく食されているグラスカープと言う
淡水魚を使った『グラスカープの黒ビール揚げ』
|
|
塩、こしょうで下味をつけた魚を、黒ビールと小麦粉で作った衣にくぐらせ、
高温の油でカラッとあげれば出来上がり。
黒ビールを入れた衣は、とってもサクサクしていて香ばしく、
魚の身は柔らかくジューシー。
これぞ、ドイツを代表する名物料理といえよう。
|