イギリスに住むルチアナ・ウォルカン７歳。
彼女はイギリスで４５人しかいない難病「FOP」を患っている。
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FOPとは、体中の筋肉が骨になってしまい、
次第に全身の関節が動かなくなると言う病気で、
有効な治療法はまだ見つかっていない。
月に一度、病気の進み具合を調べるため、検査を行けているのだが、
そのたびに、新たな骨が出来ていることが多いと言う。
この病気は、成長期に病状が悪化する傾向が強く
ルチアナの腕もすでにほとんど上がらない状態になっている。
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それゆえ日常生活には様々な困難が・・・
頭がかゆくても腕が上がらないルチアナは、
誰かに頭をかいてもらわなければならない・・・。
自分のことが自分で出来ないもどかしさから、思わず泣き出すルチアナ・・・。
また、FOPの患者は転倒などして筋肉に炎症を起こすと
その部分から新たに骨が作り出されてしまうため、
スポーツなどは控えるべきとされている。
しかし、ルチアナの母ピーナは、
娘の身体が動くうちに様々な体験をさせてあげたいと考え、
乗馬や水泳などを一緒に楽しんでいる。
娘の人生を実りあるものにしたい・・・それが母ピーナの願いなのだ。
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