07/11/12 OA
聞いて楽しい!見て楽しい!おもしろパンワールド
【サンドイッチ】
サンドウィッチの名前の由来は・・・
1762年、イギリスの貴族、ジョン・モンタギュー・サンドウィッチ伯爵が
ギャンブルの最中に、ローストビーフをパンに挟んで食べた事から、
「サンドウィッチ」と呼ばれるようになった、と言われている。
その後、サンドウィッチは世界中へ広まると、様々なスタイルで食べられるように。
アメリカでは、「ハンバーガー」や「ホットドッグ」はもちろん、
茹でたロブスターの身を挟んで食べる「ロブスタードッグ」まで登場。
マレーシアでは、溶き卵にひき肉を加え、フランスパンと一緒に焼いた
オムレツサンド「ロティ・ジョン」が大人気。
シンガポールでは、パンにアイスクリームを挟んだだけの
「アイスクリームサンド」が食べられている。
【ドーナツ】
カラフルで見た目にも楽しい揚げパン「ドーナツ」。
ドーナツは、オランダで古くから食べられていた「オリーボル」という
パン生地をまるめて、揚げたお菓子が原型だといわれている。
そして、リング状のドーナツはアメリカで生まれたのだが、その始まりとは・・・
1847年、輸送船の船長ハンソン・グレゴリーが
ドーナツを食べながら船を操っていたところ、嵐に遭遇。
慌てた彼は、ドーナツを舵の棒に突き刺して難を逃れた。
この事を記念して、ドーナツの真ん中には穴が空けられるようになった
という伝説が残っているのだ。
また、ドーナツ以外にも、世界各国で親しまれている揚げパンがある。
中国では、「ユーティアオ」と呼ばれる長い揚げパンがあり、
おかゆと一緒に食べるのが、中国庶民の朝の定番。
インドの揚げパン「ワデ」は、すり潰した食材を、
直接パン生地に練りこんで作り、カラフルな色合いが特徴。
メキシコでは、小麦粉に砂糖やシナモンを練りこんで揚げた「ソパピーヤ」。
さらに、とうもろこしから作った薄焼きパンに、
煮込んだ肉やトマトとたっぷりのチーズを加えて揚げた
メキシコ名物の「チミチャンガ」など、世界には様々な揚げパンがあるのである。