08/01/21 OA
見参!超敏腕ドッグトレーナーレディ
イギリスきっての敏腕ドッグトレーナーのビクトリア・スティールウェルが、
犬のしつけに悩む家庭へ出向き、問題の解決に挑む!
今回の相談者は、ホワイトマン一家。
(母マンディ、父マーティン、息子、娘の4人家族)
1年前から、ポメラニアンのテディを飼い始めたが、
小さな体で吠えるわ、噛むわと大暴れ。全く大人しくならないという。
そこでまずは、問題点を見つけようと観察を開始するビクトリア。
<観察開始>
まず、ビクトリアが、夫婦の寝室へ行ってみると…
父が近づくだけで、テディが噛み付こうとする。
どうやらテディは、父に対する噛み癖がついてしまっているよう。
更に、家にお客が来ると、家に入るなといわんばかりに吠え掛かかる。
これらの問題に対し、ビクトリアは、
『家族が甘やかし過ぎた事で、テディは自分が一家のリーダーであると思っており、
他の家族を自分より順位が下とみなしている』ために、
言う事を聞かないのだと指摘。
<解決策 [1] 来客に向かって吠えるのを止めさせる方法>
ビクトリアが取りだしたのは、エアスプレー。
このスプレーは空気が出るだけのもので、
これを吠えているテディの顔の近くにかける。
このしつけを家族で続け、この家に入る許可を出すのが、
テディの役目ではないと教えれば、テディはお客さんに吠えなくなるのだという。
<解決策 [2] 噛み癖の直し方>
もし、父マーティンが母マンディにキスしようとするときに、
テディが噛み付こうとしたら、すぐに床に降ろす。
大人しくしていればヒザの上にいられるけど、
悪さをしたら、すぐさま床に降ろされるとテディに教えるのだ。
こうして一家は、ビクトリアに教わったしつけ方を根気よく続けたのである。
そして、半年後。
以前は父マーティンを見れば噛み付いていたテディが、
今では何と、その手をなめている。
更に、玄関に来客がやって来てもほえなくなったのだ。
こうしてビクトリアは見事問題を解決!
新たな悩める飼い主の元に向かったのだ。