世界まる見え!テレビ特捜部
08/03/10 OA
科学が暴く!世界最強の格闘技 決定戦

世界最強の格闘技は、いったい何だ!?
その疑問を解決すべく、あらゆる格闘技の猛者達が一同に集結。
格闘家の肉体に宿る、強さの秘密に最新科学が迫る!
それが、アメリカの大人気番組「ファイト・サイエンス」である。
< 破壊力 >
「壊し屋」の異名を持つパンフリー・ブラザーズは、
世界中の力自慢を競う大会で、2人で5つのもの世界記録を樹立している
破壊力の強者。
弟のクレイグは、厚さ7cmのコンクリートブロック13枚をひじで破壊!
その衝撃は、なんと907キロ!
これは、車が時速56kmで衝突した時の衝撃に相当するという。
さらに、兄のポールは、20枚のコンクリートブロックを体当たりで破壊!
その威力は、なんと2トンを記録したのだ。


< スピード >
最強の格闘技には、もう一つ重要な要素が必要。それがスピード。
優れた格闘家は、ヘビの攻撃スピード《秒速3m》の速さで攻撃出来るという。
カンフーの達人、アレックス・ウィンの拳の速度を計測すると、なんと秒速12m。
なんと!ヘビの4倍ものスピードもあったのだ。


しかし!これら強者たちをしのぐ伝説の格闘家がいた。
それが「NINJA」である。
忍者は、敵を殺すための武術として忍術を伝えてきた。
その恐るべき一撃が「神経への一撃」。
医学にも精通し、人体の急所を知り尽くした忍者にのみあつかえる秘伝の技なのだ。
体の中には神経が集中している部分がいくつかあり、
忍者は、そこを的確に突く事で、敵の息の根を止めることができるという。


そんな忍者の、究極の一撃が「デスパンチ」。
これは、心臓の鼓動と関係している【迷走神経】を狙ったもので、
その衝撃が、危険信号として脳へと送られると、
「心臓が異常な状態に陥っている」という、誤ったメッセージを伝えてしまうため、
脳から、心拍を抑えるか、時には心臓停止の命令を出すことがあるというのだ。
生体工学のティム・ワリルコ博士は
「これ以上の攻撃はありません。一瞬で敵を葬りさることの出来る忍術こそ
世界最強の格闘技といえるでしょう」と言う。


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