08/09/08 OA
目指せ!チャンピオンドッグ 敏腕トレーナーしつけ大作戦
イギリスに住んでいる、ヘイウッド夫妻が飼っている、
ジャイアント・シュナウザーのベイリーは、生後8ヶ月のオス犬。
ワンパク盛りで、吠えるわ、咬むわ、飼い主の言うことなど全くきかない。
しかも金髪の女性を見ると、抱きついて腰を振ってしまうのである。
しかし、このダメ犬のおじいちゃんは、
世界最高峰とも言われるドッグショー「クラフツ」で何度も優勝に輝いた名犬。
そのため、その孫であるベイリーを譲ってもらう時に、
ベイリーをクラフツで入賞させるという約束をしていたのである。
そこで夫妻は、美人敏腕ドッグトレーナーのヴィクトリアに助けを求めた。
大会までは残された時間は2週間。果たして結果は!?
【解決策[1] かみ癖を直す!】
まずはベイリーが何にでも噛みつく癖を直す。
ヴィクトリアは、ドッグショーの優勝トロフィーを目指すということで
「トロフィー」という言葉使って訓練をすることに。
それは、「トロフィー」と言ったあと、少し待ってから、ベイリーにご褒美を与える方法。
これを繰り返し、徐々に、ご褒美をあげるまでの間隔を長くしていくことで、
咬みつかず、じっと待つことを覚えさせていくのである。
また、飼い主と一緒に早歩きをする時、飼い主の手に噛みついてしまうのには、
『リードをほうり投げて無視する』という、しつけをアドバイス。
咬んでも相手にされないと気づかせることで、咬むことをやめさせる訓練を行った。
【解決策[2] 腰振りを止めさせる!】
ベイリーが誰にでも飛びついて腰を振るのは「マウンティング」という、
犬ならよく行う行動。しかし、ドッグショーでやるのは、まずい。
そこでヴィクトリアは『腰を振ったら即退場』という方法で訓練を行った。
ベイリーが人に飛びついてマウンティングをしそうになったら、
部屋の外へ連れ出し、落ち着くまでけっして部屋には入れない。
これによって、人に飛びつけば嫌な思いをするということを
覚えさせていったのである。
【ドッグショー当日】
世界中からナンバーワンドッグの名をかけ、集まってきた名犬たち。
ベイリーのライバルとなるジャイアント・シュナウザーも数多く参加し、
どれも立派な犬ばかり!
そしてついに、ベイリーが出場するグループの審査がスタート。
誰かれ構わず腰を振り、一緒に走れば手に咬みついていたベイリーの
特訓の成果が試される時…
まずは、審査員が骨格をチェック。
金髪の審査員を見ても腰を振ろうとはしないベイリー。
すぐに噛みついて苦手だった早歩きでも、ベイリーは咬みつくことなく
優雅に足を進めていったのだ!
すべての審査を終え、いよいよ結果発表。
すると・・・なんとベイリーは見事3位入賞したのであった。