08/11/10 OA
全てを暴け!最新監視カメラ狙い撃ちSP
1999年4月。
イギリスのロンドンで、『連続爆弾テロ事件』が発生!
3名もの尊い命が奪われ、100名以上の負傷者が出た。
目撃者も無く、唯一の手がかりは爆弾が入っていた
スポーツバッグの『燃えカス』だけ。
そこで捜査員たちは爆破が起こった時間、
現場付近の監視カメラに『爆弾が入っていたスポーツバッグ』を持った人物が
映っていないかを徹底的に調査した。
すると、何百時間もの監視カメラの映像の中に、
爆破の直前、爆弾が入っていたのと同じスポーツバッグを持ち歩く1人の男を発見!
しかも、その男が爆発直後にバッグを持っていなかった事が、
別のカメラの映像で確認された!
それらの映像をキッカケにその男は逮捕され、"終身刑"が言い渡された。
ロンドンでも有数の歓楽街 <ソーホー地区>。
このような人の多い場所では、監視員たちがカメラの映像を
24時間体制でチェックし、犯罪の防止に努めている。
ある日、監視カメラが2人の"スリの常習犯"の姿を捉えた。
監視員は、すぐさま2人をマーク!
するとスリたちは、1人の酒に酔った男性に近づいて、
ズボンのポケットから財布を引き抜いたのである。
酔っぱらいの男性は全く気が付いていなかったが、
一部始終を見ていた監視員がパトロール中の警察官に連絡、
2人組は窃盗の容疑で逮捕された。
イギリス中部の街 <ドンカスター> では、
暗闇でも撮影可能な監視カメラが、深夜、一人で道を歩く少女の姿を捉えた。
危険を感じた監視員がカメラで追跡すると、悪い予感は当たり、
1人の怪しげな男が少女に近づいて来た。
監視員は直ぐさま警察へと通報!
そのおかげで、怪しい男が少女に襲いかかった直後にパトカーが到着し、
少女は危機一髪のところで助かったのである。
<ウェールズ地方> にあるプールには、
『ポセイドン』と言う名の最新監視カメラが設置されている。
コレは"泳いでいる人と溺れている人の動きの差"をデジタル技術で区別し
『人が溺れている』と判断した場合は直ぐさま警報装置を鳴らすというもの。
このように、世界一の設置台数を誇るイギリスの監視カメラは
多くの人々の命を守るために、日々進化を続けている。