09/02/02 OA

戦え！スゴ腕警備員 万引き犯をやっつけろ！ 【イギリス　ブリストル】 ブリストルにある、小さなコンビニエンスストアでは、 ここ７年間で、なんと１０００万円近くの万引き被害をこうむっている。 そこで番組が、スゴ腕警備員を派遣。 万引き犯を１０００人以上捕まえてきたという、デレクとスティーブである。 さっそく警備開始。 監視カメラの映像を見ていたデレクが、１人の男に目をつけた。 彼は、「チーズ」をわしづかみにすると・・・それを自分のバッグへ！ と、外にいるスティーブに連絡するデレク。 そう、このまま外に出れば、万引き犯として捕まえることが出来るのだ。 すると・・・男は、そのまま店の外へ。 その瞬間、スティーブが飛び出し、男を確保！！ 店の中へと連れ戻された男のかばんの中からは、万引きした大量のチーズが。 結局、警察へ連絡され、男は連行されたのだった。 【ケント州チャタム】 婦人洋品店「セレクト」は、年間５００万円以上の万引き被害にあっている。 そこで、番組が派遣したのが、 一流デパートで長年、警備員をしてきたピーターと 今まで２０００人以上の万引き犯を捕まえてきたポール。 監視カメラの映像を見ていたピーターが、白い服の妊婦に注目した。 すると・・・ 彼女は、「２枚の服」を自分のバッグに押し込んだのである。 そして、さらに別の服を手に取ると、なぜか試着室へ・・・ 実は、商品には防犯タグがついていて、そのまま店を出れば警報が鳴るため、 試着室で防犯タグを取ろうとする、万引き犯が多いのだと言う。 妊婦も、そうなのか？ と、数分後、妊婦は試着室から出て、一枚の服を返却。 バッグに入れた２枚の服をもったまま、出口へと向かったのだ。 だがなぜか出口を出ずに、店内へ戻った。どうしたのか？ 警備員達は、「服をバッグに入れたことは事実」であると、 妊婦を確保し話を聞くことに… すると彼女は、バッグに服を入れたことは認めたが、 すでに手元には持っていなかった。 探してみると、床に落ちていた２枚の服を発見！ なんと、防犯タグを無理にはずしたため、穴が開いてしまっていたのである。 だが今回は、警察と相談し、彼女が破損した商品の代金を払うことで 済ますこととなった。 【ロンドン・オックスフォード通り】 大型ＣＤショップでの万引き被害は、年間２６００万円以上。 今日もまた、怪しい男が。 そう、彼もまたＣＤを自分のバッグに入れていたのだ！ だが、出口を出たところで、警備員が確保。 一体なぜ万引きするのか聞いてみると・・・ 「酒とドラッグを買うためだよ」 実は、万引き犯の中には、ＣＤやＤＶＤが欲しいのではなく、 商品を金に換え、薬物などを買うために万引きする者も多い。 そう、イギリスの万引き犯罪を減らすには、 こうした根本的な問題にも目を向けることが必要なのだ。