ミネソタ州に住むベッキーは、誕生日にペットのミニ豚をプレゼントされた。
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ベッキーは、このミニブタを「アーノルド」と名づけ、家族のように可愛がった。
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すると、アーノルドはどんどん成長。体重が、130kgを越えるほどに。
実は、なんと、アーノルドは家畜用のブタだったのだ!
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しかしそれでも、ベッキーは今まで以上の愛を注ぎ、飼い続けたのである。
そしてこのあと、その愛によって、ある奇跡の出来事が起こる…。
ある日、ベッキーの家に強盗が侵入!
ベッキーの背後から銃を突きつけ、金を要求する強盗。
と、それを見ていたブタのアーノルドが突如、犯人の足に噛み付いた!
あまりの痛さに強盗は逃げ出し、ベッキーは助かったのである。
本来、ブタは非常に温和な性格。
しかし、群れへの愛情が強く、ときに攻撃的になることがあると言う。
そう、この2人の間に、家族の絆があったから、
この奇跡が生まれたのかもしれない。
介助犬の飼育ボランティアをしているバレリーは、
あるとき、「バディ」という名の犬を預かった。
彼女は、バディを1歳になるまで育てて、障害者を同伴できるように
しつけるはずだったのだが・・・
なんとバディは、足に遺伝性の病気を抱えていることが判明。
介助犬の育成プログラムからはずされることになってしまったのだ。
そこで、バレリーはバディを引き取ることにしたのである。
一年後、バレリーは息子ダグラスを出産。
犬のバディとダグラスは、まるで兄弟のように一緒に育っていったのである。
そこで、奇跡の出来事が起こることに…。
ある日、ダグラスとバディを連れてビーチにでかけたバレリー。
するとダグラスが一人、海の中へ。
そして、波に足をとられ、足が届かない深さまで流されてしまったのだ。
それを見ていたのが、犬のバディ。突然海に飛び込んだ。
だが、バディは足に病気を抱えている・・・
このままではダグラス、バディ、両方とも溺れるという、
最悪の事態になってしまう・・・
しかし、バディは懸命に泳ぎ、なんとかダグラスの元に。
そのままダグラスを引っ張って、陸に向かって水をかき続け、
なんとか足がつくところまで泳ぎついたのだ。
そう、息子のダグラスを犬のバディが救ったのである。
兄弟同然に育ったダグラスと犬のバディ。
2人の間にあった「かけがえのない絆」が、
この奇跡の救出劇を生んだに違いない。
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