オーストラリアにある、ジェームズ・クック大学。
ここで、世界中の猛毒生物を研究しているジェイミー・シーモア博士が、
10万種いると言われている猛毒生物の中から、危険度の高い生物を選出した。
【変幻自在の魔道士・ヒョウモンダコ】
敵を威嚇する時、その名のとおりヒョウ柄の模様を浮かべる。
体長10cm程の体内には、大人7人分の致死量(推定)に匹敵する
強力な神経毒を蓄えている。
【スケルトンモンスター・キロネックス】
最長で5メートルにもなる触手には、
数十億個もの「刺胞」と呼ばれる毒針が飛び出す細胞があり、
ここから血管内に、直接、毒液を放出する事が出来る。
【魔界のポイズンハンター・デスストーカー】
動きが素早く、凶暴なその性格で、他の種を圧倒するサソリであり、
しかも、サソリの中で世界最強の毒を持つと言われている。
また、同士討ちを避けるため、ブラックライトを当てると青く光る。
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【暗黒の殺戮ソルジャー・トゲクサリヘビ】
極めて凶暴な性格を持つ、このヘビはアフリカから
中東、アジアにまたがる広い地域に生息している。
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生息域が広大過ぎ、蛇に咬まれた多くの患者が、
適切な処置の出来る病院に搬送されるまでの間に絶命してしまう。
【海の妖刀・オリーブミナミウミヘビ】
水中を漂うように泳ぐオリーブミナミウミヘビは、視力が悪く、
ダイバー達が動いていると、交尾相手だと思い近づいてくる。
この時、ウミヘビの恐怖心に駆られたダイバーが、変に動くと襲われてしまう。
【世界最強の毒を持つ『悪のチャンピオン』は?】
上記の猛毒生物の中で、博士が選んだ世界最強の猛毒生物は、
『暗黒の殺戮ソルジャー・トゲクサリヘビ』
決め手となったのは、トゲクサリヘビによって、
毎年、2万人もの人々が命を落としているという、致死率の高さ。
こうした犠牲者を一人でも多く救う為、
シーモア博士は、日々、猛毒生物の研究に励んでいる。
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