09/05/18 OA

海外別荘　仰天トラブルＦＩＬＥ <強制撤去> スペイン南部の農村地帯《アンダルシア地方》。 ここに、イギリス人の <レン> と <ヘレン> のプライヤー夫妻は土地を購入、 ６０００万円かけて大きな家を建てた。 毎日が快適だったが、住み始めて5年後、夫婦は突然役場から、 『新しい法律が出来たので《すぐに家を取り壊して欲しい》』 と通達されたのである！ 役場に言わせると、夫妻の土地は「農業をやらない人間」は 家を建てては行けない場所に指定されたので 《今、建っている家もスグ家を取り壊さなくてはならなくなった！》と言うのである！ そんなメチャクチャな法律など！と無視していた夫婦、 だがある日、水も電気も止められてしまった！ 更に、警察官と役人が家に来て「建物を壊すので、スグに引越しして欲しい！」と 言ってきたのだ！ 役人に詰め寄られた <夫・レン> は、ショックで血圧が上がり 心臓発作で倒れてしまった。 救急車が駆けつけ病院へと搬送されたが、 こんな事態になっても、取り壊しは、あくまで予定通り行われる事に！ 近所の人たちに手伝ってもらい、家財道具を外に持ち出す <妻・ヘレン> 。 そして遂に別荘の《強制撤去》が始まった！ こうして、老後を楽しく過ごすために建てた別荘は 4日間かけて瓦礫の山にされてしまった。 プライヤー夫妻は、現在、友人が譲ってくれた小さなトレーラーハウスの中で 暮らしながらスペイン国家に損害賠償を求めていくと言う。 <崩壊する家> スペイン南部《コスタ・デル・ソル》に作られた新興住宅街。 この地に6年前、およそ１５００万円で新築の可愛い別荘を買ったのが <ジェラルディン> と <キース> のケンウェイ夫妻。 ところが住み始めて5年、信じられないトラブルが発生した！ なんと！壁に大きな亀裂が入り、家が崩れ始めたのだ！ ウットデッキも波のようにうねり、壁と天井は分離してしまっている！ 建築家に調べてもらうと、この新興住宅地が造成する前は、ここは《砂の丘》。 そのため、年数の経過と共に《地盤沈下》を起こしていると言うのだ！！ もちろん被害は1件だけではない。 近隣の家でも《地盤沈下で起こる亀裂》を発見！ そう、この住宅地は《お粗末な欠陥住宅街》だったのである！ 専門家によると、早急に補強するか手放す事が必要と判明。 その後、ケンウェイ夫妻は同様の被害に悩む近所の住人を集め、 建設会社に補強工事を要請！ しかし相手は、販売後の修繕には応じないとして要求を拒否。 裁判で争う姿勢を見せているのである。