09/06/29 OA
カメラは見ていた!衝撃の事件現場SPECIAL
1.≪サウスカロライナ州チャールストン≫ 夜のカーチェイス
複数のパトカーが、盗難車のミニバンを追跡。
数十分後、警察の巧みなチームワークで行き止まりへと追い込まれた犯人は、
強引に、車をUターン。
逮捕しようと車を降りて近づいた《サミュエル警官》を轢いてしまった!
だが!轢かれた警官は、ケガを負いながらも、
犯人のいる運転席めがけて車の下から発砲!
逃げるのを諦めた犯人は、すぐさま投降した。
犯人は、なんと17歳の少年。サミュエル警官の執念が事件解決に導いた。
2.≪モンタナ州南西部の町エニス≫ 銃撃事件の犯人が逃亡
バーで、死者1人、重傷者6人がでる銃撃事件が発生。
犯人の《ジョージ・デイビス》を、パトカーで追う警察。
そして、パトカーが犯人の車に近づいた次の瞬間、
犯人は、わざと急ブレーキをかけ、パトカーに追突。
さらに、犯人は車から降りると、車の後ろに身を隠して発砲。
銃撃戦のあと、隙を見て再び逃走した。
そこで、犯人の逃走ルート先で、別の警官が先回りして、
タイヤをパンクさせる為の仕掛け、≪スパイクストリップ≫をスタンバイ。
この上を通過した犯人の車は、大きなパンク音をあげて急停車!
だが、後ろを追いかけていたジェイソン警官は、
車の中で銃を構える犯人の姿に気付き、
とっさの判断で、犯人の車にパトカーを衝突させた!
この思い切った判断により、この追跡劇では、死者を1人も出さすことなく
犯人ジョージ・デイビスを逮捕。
デイビスは、仮釈放なしの終身刑となった。
3.≪カリフォルニア州中部の都市フレズノ≫ 指名手配犯の逮捕
ニュースカメラマンの≪トニー・カークパトリック≫が、
カーチェイスに遭遇。カメラを夢中で回し始めた。
追われているのは、殺人容疑で指名手配中の殺人犯。
そこで、一台のパトカーが犯人の車を止めるため、パトカーで体当たり。
すると、10人以上の警官が車を取り囲み、犯人に向かって一斉に発砲!
犯人は、抵抗むなしく逮捕された。
しかし驚くべき事に、犯人の車の助手席には恋人の姿が!
警官たちは、その事に気付かないまま、実に80発以上の銃弾を発砲していたのだ。
彼女は身をかがめていたからか、奇跡的にケガは無かった。
こうして、4発の銃弾を受けたものの致命傷を負う事はなかった犯人の男は、
殺人の罪に問われたのである。
数か月後、トニーが捉えた命がけの映像は、数々の賞に輝いた。
しかし、警官の行き過ぎた行動も捉えていたこの映像は、
こうした事が、2度とないようにと、
世界中の警察で教材として使用されるようになった。