世界まる見え!テレビ特捜部
09/07/13 OA
オーストラリア動物救急24時

患者1:秋田犬のマディソン(9)
裏庭で猛毒ヘビのタイガースネークに噛まれてやって来た秋田犬マディソン。
検査の結果、すでに致死量を満たす毒が血中に入っていることが判明。
かすかな可能性にかけて治療を行うのか、それとも毒が体にまわり
苦しみ出す前に安楽死させてあげるか、の選択をしなければならない。
家族は10年一緒に過ごしたからこそ、安楽死という選択をした。



患者2:オーストラリアワニのジョニー(14)
平均寿命50年のオーストラリアワニのジョニーは14歳、
人間ならば22歳のレディー。
きょうは年に一度の健康診断の日。
ワニの血管は皮膚の外から見えず、さらに表皮が頑丈なため
血管に上手く刺すこと自体が難しい為、採血が非常に難しい。
今回の検査でもジョニーに異常は見られず、また1年、
安心して過ごせることになった。



患者3:猫のマム
昨夜、子猫2匹を出産したという猫のマム。
ふつう猫の胎児の数は、4匹から6匹。
つまり、お腹の中には2匹以上の子猫を残したまま、
出産を途中であきらめてしまったのだ。
帝王切開によるマムの分娩手術がスタート。
一匹、二匹と取り出され、別室で検査を行うが、2匹とも呼吸をしていない。
5分経過しても呼吸を始めない子猫たちに、
獣医師たちは、ドプラムという呼吸刺激薬を使うことに。すると…
子猫たちが自力で呼吸を始めた!
ここオーストラリア動物救急病院では、
このような数多くの喜びと悲しみの時が毎日繰り返されているのである。



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