09/08/03 OA
暑さも吹き飛ぶスゴ腕爆破屋伝説
父スコットと息子コーディのガスタフソン親子は、
あるものは爆破することにおいて、全体一と言われている。
それは「橋」。
しかし、今回の依頼は、かつてないほど難しいものだった。
爆破する古い橋の横には、すでに新しい橋が出来ており、
当然傷つけるわけにはいかない。
さらに、橋のたもとには古い歴史記念館があり、
大きな振動をおこせば建物が崩れる恐れもある。
しかも、窓には貴重なステンドグラスがはめられていたのだ。
まさに八方ふさがり。
そんな中、ガスタフソン親子が考えたのが「時間差をつけた爆破」。
橋を一気に吹き飛ばさずに、端から端まで時間差で細かく爆破する。
これによって衝撃を抑え、飛び散る破片も最小限に抑えられるハズだ。
爆破当日、責任者である父スコットが警官たちに指示を出し、
橋の周囲を完全封鎖。
ネコの子一匹通させないようにし、いよいよ爆破スタート!
果たして、古い橋だけをピンポイントで壊すことはできるのか?!
「3、2、1・・・」
すると、橋に埋め込んであった1200本ものダイナマイトが
完璧な時間さで橋を粉砕!
破片も飛び散ることなく全て川の中へ落下。
こうして彼らは不可能に思えた爆破を見事に成功させたのである。