《がっかりその1》
コリン・コーフィールド(40歳)は、
小学校に入った頃から徐々に太りはじめ、16歳で120kg!
運動をしても逆にお腹が空いて、
消費カロリー以上の食べ物を食べてしまい、体重は増加。
ついに382kgに達し、彼の生命を脅かしはじめた。
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そこでコリンは、胃バイパス手術による減量決断!
胃バイパス手術とは、胃を10分の1程度に切り、
その部分に直接小腸をつなげる手術。
わずかな量で満腹感を覚えられるのだ。
3年後、体重は286kgも減り、なんと96kgに!
見違えるほどスリムになったコリン。
しかし、いいことばかりではなかった!
それは皮膚のたるみ。
体の脂肪は落ちたものの伸びきった皮膚がそのまま残ってしまったのだ。
彼は医師と相談し、皮膚の除去手術を受けることに。
1回目の手術では、腹部の皮膚を切除したが、その重さなんと7kg。
その後も手術を受け続けるものの、キレイなボディラインにはどうしてもならない。
「まあ、ヤセられただけラッキー」と語るコリンだった。
《がっかりその2》
チャーリー・ウォルダック(41歳)は、
手術や薬に頼ることなく大減量に成功した男。
彼は、ダイエットの権威クリス・スティールのアドバイスを元に
運動と食事制限を続けた。
その結果、280kgあった体重を、なんと90kgに落としたのである。
しかし、いいことばかりではなかった!
実は、彼の食欲は太っている頃と全く変わらず、
1日中、強烈な食欲と戦い続けているのだ。
買い物に行くたび、片っ端から買占めたい衝動を押し殺し、
1日に必要な食糧のみを購入。
しかも、食欲に負けてしまう恐怖から、冷蔵庫はいつも空っぽ。
太るのはもうイヤ・・・
でもやせた体を維持するのにもクタクタ・・・。
彼の食欲との戦いは永遠に続く。
《がっかりその3》
ミシェル・ボーウォーター(37歳)は、
152kgあった体重を57kgにまで落とした女性。
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その方法は、ラップバンド手術と呼ばれる肥満解消手術。
胃の上部をバンドで締め付け、その部分にまず食べ物が入るようにする。
これにより、わずかな食事で満腹感を覚えるのだ。
さらに彼女はもうひとつ、胃バイパス手術まで受けた。
この2つの処置の末、食事の量が激減。
ついに95kgもの減量に成功したのだ。
美しく生まれ変わった彼女には恋人ができ、
さらに欲しかった赤ちゃんまで授かった。
しかし、いいことばかりではなかった・・・
実は、ミシェルはヤセる為に施した胃バイパス手術の影響で
赤ちゃんの成長に必要な栄養を吸収しづらい体になっていたのだ。
過激な減量が引きおこした皮肉な人生。
彼らの結末が明るいことを願ってやまない。
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