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この番組では「東洋」は韓国、日本、中国を指し、
「西洋」はアメリカ、カナダ、イギリスを指しています。
Q.1
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あなたは、上の「丸い花びらで茎がまっすぐな花」を
次のA、Bどちらのグループに入れますか?
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この質問を世界の国々で行ってみると、興味深い結果が出た。
東アジアの国々では、大部分の人が【A】を選んだ。
これがアメリカ、イギリスなどの西洋人になるとほとんどの人が【B】を選んだのだ。
一体なぜ、このような違いが出たのだろうか?
東洋人と西洋人では同じ物を見ながら見えている世界が違うのだろうか? |
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Q.2
次のイラストがあります。
【上】 男性が真ん中で笑っていて、周囲にいる人も笑顔のイラスト
【下】 男性が真ん中で笑っているが、周囲の人は怒った顔をしているイラスト
さて、真ん中の人は幸せそうに見えるでしょうか? |
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こうした物の見方の違いは、実際の目の動きにも現れるという。
真ん中にトラがいる画像を見てもらうテストを行ったところ、
アメリカ人は、ほぼ常に真ん中の物、この場合はトラを見ており、
アジア人は、背景を見る時間が長く、ジャングルとトラを交互に見ていた。
アジア人は、背景にあるものと真ん中にあるものとの『関係』を
見ようとしていたのだ。
一体なぜ、物の見方にこのような違いがあるのだろうか?
その要因のひとつを、古代ギリシャと古代中国に見出すことが出来るという。
西洋の考え方の元となった古代ギリシャでは
「宇宙は空っぽのもの」と考えられていた。
西洋人の考えでは、空間とその中にある物とは独立して存在するものなのだ。
それに対し、東洋の考え方の元となった古代中国では
「宇宙は「気」というエネルギーに満たされている」と信じられていた。
物は「気」によって、周りと密接に関連しているものなのだ。
実は、この違いが、東洋と西洋の考え方の違いに大きな影響を与えているのだと いう。
日本の視聴者の中には
「自分はそんな考え方していない」と思われる方も多いかもしれない。
では次の質問はどうだろう?
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Q.3
空を漂っている風船があります。それが突然、速度をあげて飛んでいきました。
なぜ速く飛んでいったと思いますか? |
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Q.4
サル、バナナ、パンダ。
この内2つを一緒のグループにするなら、どの2つを選びますか? |
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さぁ、あなたの物の見方は東洋、西洋、どちらでしたか? |