09/08/31 OA

カメラが捉えた！超デンジャラス事件簿 ○コロラド州グランビー 　 ある日、街中をとてつもない車が暴走し始めた。 　 それが、ブルドーザーをコンクリートと鉄板で装甲した 　 「鋼鉄ブルドーザー」。 　 この鋼鉄ブルドーザー、町を暴走し、様々な建物を破壊。 　 町の人々を恐怖に陥れた。 　 犯人は、この町で自動車修理工場を営んでいたマービン・ヒーメイヤー。 　 彼は、自分の工場の近くにコンクリート工場を建設するという都市計画に反対、 　 数年にわたり運動を行ってきたが全く認められなかったため、 　 それに対する、抗議の暴走と考えられた。 　 警察は、ライフルや同じ建設機械で対抗するが、 　 ブルドーザーの装甲が厚く、まったく歯が立たない。 　 だが、しばらくすると、鋼鉄ブルドーザーに異変が。 　 車体から白い煙を、もうもうと噴出し始めたのだ。 　 そして、ほどなくして完全に停止。 　 警察が、恐る恐る車体に近づいていく。すると・・・ 　 車内から一発の銃声が。 　 そう、犯人は自ら命を絶ってしまったのだ。 　 結局、犯人マービンが破壊したのは、 　 恨みを持っていたコンクリート工場や市役所などに限られ、 　 死傷者もいなかった。 　 さらに、ブルドーザーの入り口は、内側から溶接されており、 　 マービンは最初から死を覚悟して､抗議の暴走に及んだことが判明したのだった｡ ○カリフォルニア州でのカーチェイス 　 カリフォルニアで中継された、カーチェイスの映像。 　 それをみた、１人の女性、ロビンは愕然とした。 　 画面に映っていたのは、紛れもなく、自分の愛車！ 　 そう、ロビンの車を盗んだ犯人が、警察とのカーチェイスを繰り広げていたのだ。 　 警察は、盗難車を止めようとスパイクを仕掛けたため、 　 ロビンの車は、すぐさまパンク。 　 だが犯人、それで止まらず、タイヤがない状態で走り続ける。 　 みるみるうちに、ボロボロになっていくロビンの愛車。 　 やがて後輪もバーストし、前輪は車軸だけの無残な姿に・・・ 　 ここまできて、ようやく盗難車は停止。犯人は逮捕された。 　 だが、ロビンの車はどうなるのか？ 　 ご心配なく。 　 あまりの壊れっぷりに同情した地元の販売店が、 　 新車をプレゼントしてくれたという。