09/12/28 OA
エールフランス機 8969便を救え
12月24日、午前11時15分。
<アルジェリア> から <フランス・オルリー空港> へのフライトを
予定していた『エールフランス機8969便』。
機内の最終確認を終え、離陸の時を待っていたこの機に、
アルジェリアの大統領警護警察を装う4人組が搭乗した。
そして、4人組は乗客3人を射殺し、飛行機を乗っ取ったのだ!
彼らは、イスラム過激派の中でも最も狂信的で残虐なテロ組織として
悪名高い「武装イスラム集団GIA」のメンバー。
彼らの狙いは、ハイジャックした『エールフランス機8969便』を
フランス国家の象徴とも言える、エッフェル塔に激突させること。
人質を取られ、当局はやむなくハイジャック発生から39時間後、
『エールフランス機8969便』に離陸の許可を出した。
ところが、このアルジェリアで39時間の待機時間で、
補助動力装置などに燃料を使い、パリまでの燃料は残っていなかった。
『エールフランス機8969便』は <マルセイユ国際空港> に一時着陸し、
ハイジャック犯は機長を通じ、パリまでの燃料と水を要求。
すると、その給油中、マルセイユの特殊部隊が機内に突入!
ハイジャック史上最も壮絶な銃撃戦になった。