10/02/01 OA
犯罪を暴くのは鼻 捜査犬ファイル
捜査犬の鼻の能力を、実際に解決に導いた難事件から紹介する。
CASE1 捜査犬サム
ネバダ州リノで殺人事件が発生。容疑者は捕まったが、証拠である銃を砂漠の
どこかに。その広さ、2キロ四方。
だが、「サム」は捜索開始から10分で、銃を探し当てた。
犬の嗅覚は、人間の1億倍と言われている。
CACE2 捜査犬ビラン
「ビラン」は放火の可能性を探る『放火探知犬』。
「ジョニー」と言う男は、自分の彼女「グウェンドリン」にオイルをかけ、火を
つけて焼死させた。事件現場からは、証拠のオイルの臭いを検出できず、
逮捕できない。
だが「ビラン」の鼻はオイルの臭いを発見。ジョニーは逮捕された。
CASE3 ドーベルマン3頭
カルフォルニア州ハーフムーンベイで、「ヘンリー・オルソン」が失踪。
友人「ロン・ミドルトン」が殺害し、自宅周辺に埋めたと思われるが、
捜索する土地が広すぎる。
そこで、「ドーベルマン3頭」が出動。すると、犬たちは地面ではなく
鼻を上に向け、空中に漂う遺体の臭いをキャッチ。
その場所を3mも掘ったところで、「ヘンリー・オルソ」の遺体を発見。
「ロン・ミドルトン」は逮捕された。
CASE4 捜査犬ライリー
ロサンゼルス港に近い上空で一機の飛行機が墜落し、海中へ姿を消した。
ダイバーが8日間捜索しても、機体と遺体は発見出来ない。
そこで、「ライリー」が沈んだと思われる海上に向かった。「ライリー」は
何もない大海原からなんと、水深20mに沈んだ機体と遺体を発見。
実は、遺体から出るガスの泡が海上ではじけ、その臭いを「ライリー」の鼻が
キャッチしたのである。