【ロバート・デ・ニーロのそっくりさん「ジョー・マヌエラ」】
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「ロバート・デ・ニーロ」そっくりさん歴30年の「ジョー」。
映画『タクシードライバー』の名セリフ「You talkin to me?」が彼の決めゼリフ。
最初は「デ・ニーロ」本人と良好な関係だったが、
その後ジョーはそっくりさんであることを悪用し、無銭飲食をしたり、
本人になりすましてクレジットカードを申請するなどして、2人の関係は悪化。
ジョーは身元詐称の容疑で逮捕されてしまう。
懲役2年を求刑されたが司法取引の末、被害額を弁償することで実刑を免れた。
今もジョーは、「デ・ニーロのそっくりさん」として生活している。
【マイケル・ジャクソンのそっくりさん「ナヴィ」】
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10代の頃から「マイケル」に憧れ、完璧にダンスを習得した「ナヴィ」は、
見た目にもこだわり、マイケルの顔が変わるたびに、彼自身も整形手術を 繰り返した。
そんな彼は本人にも認められ、そっくりさんとしてショーに出演するだけでなく、
ファンの目を欺くための「マイケル」の影武者を担当したりしていた。
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しかし、「マイケル・ジャクソン」が幼児虐待の容疑で逮捕されると、
ナヴィのショーは次々とキャンセルされ、生活も厳しくなっていく。
それでも「ナヴィ」はそっくりさんを辞めることはなく、彼の無罪を祈り続けた。
そして「マイケル・ジャクソンの死」という最大の悲しみを乗り越えた彼は、
今も世界中でマイケルのショーを繰り広げている。
【ある男のそっくりさんにさせられた男「ラティフ・ヤハイア」】
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彼は強制的に、元イラク大統領サダム・フセインの息子「ウダイ・フセイン」の
影武者にさせられた。
学生時代からウダイと顔が似ていることで有名だった「ラティフ」は、
「ウダイ」から脅されて、『ウダイの影武者』をひきうけるはめになる。
ウダイ本人が戦争で悪事を働くと、あとから「それは影武者の私がやりました」と
言わされるのである。
そのため、彼は11回も暗殺の危機にさらされた。
そんな状況から逃げ出すため、「ラティフ」は脱走を企てる。
ウダイに撃たれるも、命からがらイギリスへの亡命を果たした。
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