10/05/24 OA
スグにマネしたくなるマジック入門
<カナダ>では知らない人はいないスゴ腕マジシャン「ジェイ」が、
アシスタントの「ブリジット」に様々なマジックを披露しながら、
そのトリックをつつみ隠さずタネあかししてくれるマジック入門番組「スペルズ」。
【穴がふさがる？！】
封筒にカードを入れ、その上からホールパンチで穴を開けても、
封筒にだけ穴があき、中のカードには穴があかない！というマジック。
★タネ明かし★
用意するのは、市販の封筒と穴開け用のホールパンチ、名刺サイズの厚紙の3つ。
封筒はハサミで下の部分を切ってトンネル状にしておく。
まず、ホールパンチを相手に見せる。キーワードは「どこかおかしい？」。
マジシャンがこう聞くと大抵の人は、じっくり見るもの。しかし、その間に
マジシャンはカードを封筒に入れ、中指で奥までぐっと押すようにして、
舐めて封をする。そしてホールパンチで穴をあけるのだが、この時、
カードの右端は封筒の真ん中、左端は手の中に隠れてるので、カードに穴を
あけないように端の方に穴をあける。
穴をあけ終わったら、ばれないように手の中のカードを封筒の中へ押し入れ、
左手を放して封筒をふり、カードがちゃんと中に入るようにする。
そして封筒の端をちぎってカードを相手にとらせれば、このマジックはおわり。
ポイントはカードがちゃんと中に入るようにすることだ。
【カードを予言しろ！】
相手に後ろ手でトランプにマジックで×印を書かせ、よーく切ってもらう。
机の上に×印のついたカードを置き、事前に予言しておいた紙に書いてある紙を
見せ、そのあとに×印のカードをあけると…なんと予言的中！
★タネ明かし★
用意するのは、トランプと太字の黒マジック、予言用に「スペードの２」と書いた紙、
そして秘密の道具「透明マニキュア」の４つ。
まず太字の黒マジックで、「スペードの２」のカードに×印をつけ、束に戻す。
さらに、マジックの先に透明のマニキュアを塗り、乾いたらもう一度塗り、
マジックを使いものにならないようにしたら準備完了。
こうすれば、相手が手を後ろに回したまま×印を書いても、
スペードの２にしか×印は書かれていないことになる！
最後に一度トランプを切らせてカードを探し、予言の紙を見せて、カードをあければ
予言とぴったり一致する！というわけだ。
