10/05/31 OA
漕いで漕いでコギまくれ!人間発電大実験
80人のサイクリストが自転車をこいで発電し、家族が暮らす家の使用電力を
全て作り出すことができるのか?という大実験が行われた。
実験に参加するのは4人家族のコリンズ一家。彼らは、80人もの人が
自分たちに必要な電力を作っていることを知らずに生活を送る。
使用電力が増え、電力が足らずに停電してしまったら実験は終了となる。
【早朝7時30分】
★息子ダニエルがテレビの電源を入れる。
★父アンディが電気ポット、トースターを使用。しかもパンは2度焼き。
★母シェリーが電子レンジでミルクを温める。
→しめて53人が全力で自転車をこいだ計算になる。
【午前10時】
★父アンディが電気給湯器でシャワータイム。なんとお湯は出しっぱなし。
★しかもその間、テレビゲームが稼働。
★母親が電気掃除機、電気洗濯機、電気アイロン、ヘアドライヤーを使用。
★更に電気オーブンでお菓子を焼く。
→スタッフも総出の85人で自転車をこぎまくる!
【午後】
家族が外出したところで、家中の無駄な電気をチェック。
テレビやバスルームの電気給湯器がスタンバイ状態のまま。
他にもDVDプレーヤー・テレビゲーム・CDプレーヤー・コーヒーメーカー。
さらにはキッチンの照明もつけっ放し。
→無駄な電気をイギリスの世帯数に換算して年間の電気代にすると、
およそ8億7500万ポンド。日本円にして約125億円にもなる。
ついに
【午後5時30分】
夕食の準備に使う大量の電力に、サイクリストの脚力が追いつかず停電…
実験は終了。ここで何も知らずに電気を使いまくったコリンズ一家に全てが
明かされた。彼らは80人ものサイクリストたちの部屋を見て愕然とする。
その日1日の行動を振り返って、家族とサイクリストたちは、電気の大切さを
知ったのだった。