今回は、世界一海の幸が美味しいと言われる <ガリシア地方> から、大人気の
魚介料理をご紹介。案内役は、ミスタースペインこと「ホセ・アンドレス」。
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まずは、ガリシア地方の名産、ホタテ貝でクッキング。
まず、玉ねぎとニンニクをオリーブオイルで
キツネ色になるまで炒める。
そこへ、刻んだ高級生ハム、ハモン・セラーノを加え、更に風味付けに刻み
パセリも加える。そして、生のホタテの上にタップリと盛るのだ。
仕上げの前にパン粉を多めにふり掛け、オリーブオイルを垂らし、
後はオーブンで表面をこんがりと焼くだけ。
これで、生ハムの塩加減が玉ねぎとホタテの旨味を更に引き出す 『サンブリー
ニャ』の完成だ。
続いては、ガリシア名物のムール貝料理。
まずは、たっぷりのオリーブオイルを熱した鍋に、ムール貝を入れる。そこに、
白ワインと香り付けのローリエを加える。
そして、茹でたジャガイモを用意。ジャガイモを輪切りにして、その上にムール貝
の身を、一つずつのせる。仕上げに貝の汁がたっぷり入ったソースとスペイン産
のピリ辛パプリカをふり掛ければ『カルデララ』の出来上がり。
最後にホセがやって来たのは、<ア・コルーニャ> にあるレストラン、エル・マン
ハール。ここでは、シーフードではなく、激うまのスペインオムレツを食べる。
具はジャガイモだけと、とてもシンプル。まず、小さく切ったジャガイモを油で
揚げる。そして、揚げたてのジャガイモを素早く溶き卵に混ぜる。
すると、ジャガイモの熱で卵がトロトロに固まってくる。
これをフライパンに一気に流し込む。そして、卵が固まらないうちにひっくり
返しながら、余分な卵を出してしまうのだ。しかも、ひっくり返したオムレツの
真ん中に、穴を開け、先ほど出した卵を戻す。こうすると、真ん中が半熟に
仕上げる。
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これがこの店ならではの、半熟トロトロのスペインオムレツ。
パクリと食べて大感激のホセ。彼のスペイン食道楽の旅に終わりはない。
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