【中国 四川省 成都】
動物学者の「ナイジェル・マーヴェン」が訪れたのは
四川省・成都にある『ジャイアントパンダ繁殖研究基地』。
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およそ80頭のジャイアントパンダが飼育されている世界最大級の施設。
餌となる竹が、毎朝2.5トンも運び込まれてくるという。
実はパンダは腸が短いため、竹を上手に消化できない。
栄養を摂るには16時間近くかけて食べ続けなければならないのだ。
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ジャイアントパンダの赤ちゃんの体重はわずか100グラム程度。
「ナイジェル」は赤ちゃんを保育する特別室を見せてもらった。
そこに生後数週間しか経っていないパンダが運ばれてきた。
すでに白黒模様がうっすらと確認できるが、もうすぐ鮮やかになるという。
そして、いよいよ「ナイジェル」は野生のパンダを探しに！！！
【陜西省 仏坪パンダ保護区】
「ナイジェル」はガイドと一緒に鬱蒼と草木が茂る森の奥へ。
人の背丈ほどもある竹が生い茂り、数メートル先すら見えない状態。
本当に野生のパンダを見つける事など出来るのか？
山の中では、体毛が金色に見える猿、『キンシコウ』や
牛とカモシカが混ざったような姿の『ゴールデンターキン』など、
珍しい動物と次々遭遇。
そして更に藪の中を進んでいくと、驚くべきものに遭遇した！
なんと、世界で５例目という『茶色いパンダ』の赤ちゃん。
野生で撮影されたのは初めてだという。
非常に貴重な体験をした「ナイジェル」であった。
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