アメリカ海軍が誇る最新鋭航空母艦『ロナルド・レーガン』。
全長333メートル、そのデッキの広さはおよそ18000平方メートルとサッカー
コート3面分。空母には戦闘機やヘリコプターが90機近くも艦載され、しかも
高度な訓練を受けた海軍の精鋭たち、およそ6000人が任務についている。
だが、訓練中に、年間40人近くが亡くなっているのだと言う。そんな隊員たち
の危険な空母の現場に密着した番組を紹介する。
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【ヘリコプターパイロット】
彼らの重要任務は兵隊たちの救出活動。しかしヘリコプターの離着艦は非常に
難しい。空母は常に移動しており、上下左右に揺れ動く。しかも、海の強風で、
墜落することある。
【戦闘機パイロット】
滑走路の短い航空母艦上で着艦するのは至難の技だ。時速300キロで着陸を
行う戦闘機。コントロールを失い船上で墜落するという事故も起きている。
戦闘機パイロットには優れた操縦技術が必要とされるのだ。
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【紫シャツ】
紫シャツの隊員は燃料補給のプロ集団。5箇所ある給油口にあるホースをどこ
から延ばすかを的確に判断し、戦闘機の燃料補給を行う。引火原因にもなるた
め、一瞬たりとも油断できない仕事だ。
【赤シャツ】
赤シャツは武器のスペシャリスト。格納庫でミサイルを注意深く組み立て、戦
闘機に手作業で取り付けていく。火災が起きた際は、人命救助よりもミサイル
を火から遠ざけ、空母の大惨事を防ぐことを命じられている。
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【コック】
日々辛い仕事をこなす隊員たちにとって、数少ない楽しみといえば食事。
彼らは1日に、2万食以上の食事を毎日用意し、隊員の胃袋を支えている。
コックの作る美味しい料理が、作戦成功の明暗を分けると言っても過言ではない。
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