<ドイツ・ミュンヘン>にある水路『アイスバッハッハ』は、リバーサーフィ
ンの聖地として知られている。川はリバーサーフィンを楽しめるよう改造され、
常に波が立つようになっている。
そんなサーファーの中で、注目を浴びているのが「クイリン・ローレダー」。
１３歳からこの川でサーフィンをはじめ、めきめき腕を上げたクイリン。
流れの中で立つ高度な技もこなす超実力派サーファーだ。
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一方、テクニックとは全く関係なく、過激なスリルばかりを求める、命知らず
のリバーサーファーもいる。アイスバッハの本流とも言える『イーザル川』の
大洪水を狙う、リバーサーファー達である。警察の制止にも関わらず、彼らは
より激しい流れの起きている場所を探し、次々と濁流に飛び込み、呑み込まれ
ていく。
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キング・オブ・リバーサーフィン「イライジャ・マック」。彼は大きな波が起こる
川を求めて、世界中を廻っている。マックはミュンヘンのサーファーを連れ、
カナダ・バンクーバーへと向かう。
そこにあるのは伝説の川『スクッカムチャック』。川の流れは時速３０キロ以上
にもなる。入念にミーティングを行い、この川にサーファー達は挑む。
激しい流れの中、水上バイクに引かれサーフポイントに到着。最初のサーファー
が牽引のロープを放しテイクオフ。彼らが普段乗っているアイスバッハの波とは
スケールか違う。川とは思えない高い波が襲いかかり、サーファーを呑み込んだ。
すると、すぐさまモーターボートが救助に向う。この急流に流されていくと命の
保証はない。
多くのサーファーが波に呑まれていく中、マックがテイクオフ。完璧なライディ
ングを見せ、大満足のマック。彼らのようにリバーサーフィンをこよなく愛する
冒険サーファー達の挑戦はこれからも続く。
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