世界まる見え!テレビ特捜部
10/09/06 OA
フランス発 ワールド寿司サテライト

日本在住30年のフランス人「ピエール」は寿司好き。「一口サイズで、骨や
皮などがない寿司は、そのまま食べられ、まさに完璧な食べ物」だと彼は言
う。日本暮らしが長い外国人の中には、寿司の魅力にはまる人も多くいるが、
実際、外国では寿司はどのような評価を受けているのか?
<イタリア・ベネチア>で寿司屋を営む日本人「ナガスガ アキラ」さん。
生魚を受け入れないイタリア人に、イタリア人の大好きなモッツァレラチー
ズやバジル、オリーブオイルを加えてイタリア人向けの寿司を開発。地元ベ
ネチアのグルメたちが、こぞって集まるお店になったという。



<東京・銀座>にあるミシュランで三ツ星を獲得した高級寿司屋『水谷』。
店主の「水谷さん」は、小さな骨は毛抜きで一本一本抜く本物の寿司職人が
みせる熟練の技を見せた。取材に同行した人類学者の「テッド・ベスター」は、
さばいた生魚には文化の香りが感じられ、カウンターに立つ彼はまるで舞台の
上の役者のようにも見えると言う。



フランスに寿司をアートにする写真家「ピエール・ヤヴェル」。
寿司の上に小さな人形を置いた彼。今は忍者の物語を撮影中で、
忍者と同じ黒い服を着た海苔巻きが主役なのだとか…。



彼もまた寿司に魅了された一人。日本から世界各地に広がった寿司。
今後も多くの人々の舌を満足させていくことだろう。



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