【大炎上で大爆破】
1955年にオープンしたホテル『デューンズ』は
1992年、企業家「スティーヴ・ウィン」に買い取られ、取り壊されることに。
ウィンは海賊をテーマにした自分の新しいホテル『トレジャー・アイランド』の
オープニングイベントで、このデューンズを爆破解体することにした。
ウィンが『トレジャー・アイランド』の海賊船に大砲の発射を指示。
すると大砲が命中したかのようにデューンズで爆発が起きる!
そして航空燃料1700リットルを使った大炎上!
その7秒後、轟音と共にホテルが見事に崩れ落ちたのだ。
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【体感映像で大爆破】
1997年に閉鎖が決まったホテル『アラジン』は周囲に被害が出ないよう、
14回タイミングをずらして爆破することになった。
ダイナマイトを800か所に仕掛け、全体が崩壊しやすいように
低い階の壁を撤去。
爆破が起きると、まるで溶けていくかのように崩壊する巨大ホテル。
建物の左側を少し先に爆破することで、右側が引っ張られるように崩れていく。
見事、周囲に被害を出すことなく鮮やかな解体作業となった。
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【火星人で大爆破】
高さ111メートルのタワーホテル『ランドマーク』。
この爆破解体の噂を聞きつけた映画家督の「ティム・バートン」は
映画≪マーズ・アタック!≫の中でその爆破解体を使いたいと言ってきたのだ。
しかも監督の要求は、建物が縦に二つに割れ、ゆっくりと崩れ落ちるというもの。
この無謀ともいえる要望を実現するため、爆破解体スタッフは
ランドマークの内部をくり抜き、1〜4階の前半分だけ、壁を撤去した。
これで弱くなった前側が先に崩れるのだという。
結果、前半分がズリ落ち、見事、ランドマーク縦半分になって崩落したのだ。
その見事な崩壊映像は≪マーズ・アタック!≫で確認できる。
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