世界まる見え!テレビ特捜部
10/11/01 OA
少女ジェシカのアフリカ大冒険

<南アフリカ東部>に位置する『ツクドゥ動物保護区』。
ライオン、キリン、シロサイ、アフリカゾウなど、およそ3000頭の野生動物が
生息している。
この保護区を管理運営するスセンス一家の娘「ジェシカ」は、恐れることなく
野生動物たちと触れ合うことができるのだ。
朝、ジェシカを起こしにきたのはチーターの「サバンナ」。
サバンナの母親には子どもが5頭いたため、全ての子供に乳を与えることが
できなかった。
そこでジェシカが一番弱っていたサバンナを保護し8年間育ててきたのだ。
サバンナの他にも、ジェシカは2歳になる雌ライオンの「タム」、
2歳の雌ヒョウ「マンドラ」、合計3頭の大型猫科動物を育てている。
11月、学校の休みを利用して叔父の「イアン」がジェシカに課題を与えた。
それはマンドラとタムを野生に返すトレーニングをすること。
期間は2か月。
トレーニングに出かけると、ヒョウのマンドラが草食動物の糞に自分の体を
なすりつけ始めた。これは獲物に気づかれないように自分の臭いを消す行為
なのだ。
そして狩りにも挑戦。インパラを狙ってみるが…今回は逃げられた。
一方、ライオンのタムは狩りをする様子さえない。



1か月後、マンドラの行動範囲は拡大し、縄張りもできた。
狩りにも意欲的に挑戦し見事ウサギをゲットした。
しかしライオンのタムはバッファローが目の前にいても全く関心を示さない。
単独行動するヒョウと異なり、ライオンは群れで狩りをする動物。
タムのように人間の中で暮らすと、周囲の人間を自分の群れだと思いこみ、
自分だけでは狩りをしなくなるのかもしれない。



2か月のトレーニングで、マンドラは独りで狩りに挑むほどの進歩がみられた。
しかし、ライオンのタムはまだまだ時間がかかりそうである。



携帯サイト