【フランクとエイミーのケース】
イギリスのノースウェールズに土地を購入し家を建てようとしたフランクとエイミー。
しかし、その土地は、目の前の道路より低かったため道路が崩れてこないように
壁を作らなければならなかった。その費用、約450万円。
しかし工事が終了してみると道路に亀裂が!
原因は手抜き工事だった!建設業者に連絡するが会社はすで倒産。
そこで別の業者に工事を再発注。かかった費用は、なんと約2200万円!!!
その後、石炭採掘のための大きな縦穴あとがあることが発覚。
地盤沈下を防ぐため補強工事が必要となり、その費用は約400万円!
さらに隣の家のパイプが詰まり下水が庭へ流れ込み、完成間近の家には強盗が
入り、窓や壁などを破壊されてしまったのだ。
最終的に、家の建築にかかった金額は約1億2600万円。
莫大な借金を抱えた二人は、せっかく建てたマイホームを売却するつもりだという。
【リチャードとジェシカのケース】
ロンドンの高級住宅地に会計士のリチャードとジェシカが
7階建てのマンションの最上階・ペントハウスを購入。約1億2000万円!
しかし…突然、寝室の屋根が落ちてきた!さらに部屋の至る所からの雨漏り!
なんと、このマンションは欠陥だらけだったのだ。
その後も次々と欠陥が明らかになり、6年たった今も修理は終わっていないという。
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【サマンサのケース】
インテリアデザイナーのサマンサは古い建物を改装しペンション経営する
ことにした。
本館と別館からなるペンションは改装費込みで約2億5000万円。
そのうち1億5000万円がローンであった。しかし!
オープン目前、嵐が直撃!
なぎ倒された大木によってペンションが壊されてしまったのだ。
やむなくサマンサは借金を重ねてペンションを修理することに…
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そして、ようやくオープン寸前まで辿り着いた、1年後…
今度は雷が2本の大木をなぎ倒し、直したばかりのペンションを破壊したのだ。
すでに多額の借金をしていたサマンサが、新たなローンを組むことは出来ず、
修理は不可能。ペンションはオープンできず収入はゼロ、ローンが支払えなく
なった。
そして、裁判所から立ち退きを命じられることに。
家に立てこもって無言の抵抗を続けたサマンサだったが、
数ヶ月後、警察によって強制退去させられることになってしまったのである。
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