アラビア伝統の『ラクダレース』では、体重の軽い子どもが騎手を務めてきたが、
現在、子どもの騎手は禁止されようとしている。
そこで考えられたのが『ロボットジョッキー』
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ラクダレースの盛んな<カタール>で、ロボットジョッキーの開発を任されたのが
カタール王族の一員「シェイク・アブドラ」。彼は、スイスのエンジニアチーム
『Kチーム』と共にロボット作りを開始。さっそく試作品をラクダに乗せる。だが、
頭がガクガク揺れ、首がもげそうであった。そこでスプリングをつけて衝撃を和らげ、
どうにかラクダに乗せられるようになった。更に、リモコンからの遠隔操作でムチを
入れることも可能となった。
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こうして出来上がったロボットは、「カメル」と名づけられ、華々しくお披露目レー
スを行うことに。しかし結果は散々・・・。リモコンの電波が届かなかったのだ。
半年後、改良されたカメルは小型化され、さらにリモコンの電波も届くようになった。
すると、お隣の国<UAE>でも同じようなロボットジョッキー「ドリルロボット」
を作っていることが判明。カメルVSドリルロボットの直接対決となった!
開発者のアブドラ自らがリモコンを操作し、勝負に挑む。
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レースは激しいデッドヒートとなったものの、結果はドリルロボットの勝利。
しかし「カメル」がレースを走りきったことにアブドラは満足。
今後もより進化したロボットジョッキーが開発されていくことだろう。
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