10/11/29 OA

ハイウェイパトロール ハイテク車両　おとり大捜査線 <ＣＡＳＥ1> 沿道に駐車された1台の赤い車。実はこれ、警察の仕掛けた『おとり車両』。 窓を開け、鍵を付けっぱなしにしたまま駐車された車両を、捜査官が遠くから監視 しているのだ。すると一人の女性が車に近づいてきて、人目もはばからず車に乗り 込み、すかさず車を発進させた！ しかし本部の指令室では『ＧＰＳ装置』で車の現在地をしっかりチェック。そんな ことを知る由もなく、車載カメラに写る犯人は高笑いしている。 ついに警察がサイレンを鳴らし犯人の女に近づく。本部では遠隔操作でエンジンを ストップさせた。これで犯人の女はもはや成すすべもない。スゴスゴと車から降りた 女は、この期に及んで泣いたフリ！訳の分からない言い訳をするも、窃盗の一部始終 をお見通しの警察には、取り合ってもらえなかった。 <ＣＡＳＥ２> 今回『おとり車両』にひっかかったのは、結構な歳のおじさん。『ＧＰＳ装置』で追 跡すると、犯人は車を止めて下車した。乗り捨てか？と思われたが、まもなく別の男を 連れて、車に戻ってきた。この男の正体は、なんと犯人の息子16歳。捜査官が ジワジワと『おとり車両』に詰め寄っていくと、犯人親子は警察の存在に気付いた！ 諦めようとする父親と、逃げ切ろうとする息子が押し問答をしている。しかし、つい に警察の要求に応じ車を停車させた。車を降りようとする父親に、息子は一言「父さん 愛してる」と声をかける。父親は父親で、逮捕された瞬間「息子は責めないで…」と 懇願。そのおかげか息子は逮捕は免れ、叔父と叔母に引き取られることになった。