イタリアの田舎町<サンタアガタ・ボロネーゼ>で、世界でも有数のハイクオリティーで
大胆なデザインの"スーパーカー"を作り続けている。
それが『ランボルギーニ』である。
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40年以上に渡り『ミウラ』や『カウンタック』などの名車を生み出して来た、
輝かしい実績を誇るメーカーなのだが、実は創業当時はスポーツカーを製造する
会社では無かった。
実は『ランボルギーニ社』は、当初農業用のトラクターを製造していた。
そして創始者の「フェルッチォ・ランボルギーニ」は『フェラーリ』を所有し乗り回していた。
だがある時彼は、自分のフェラーリに、故障が多い事に関してフェラーリの創始者であ
る「エンツォ・フェラーリ」に文句を言ったのである。
すると「エンツォ」は『ウチの車に文句を言うな!自分たちの作ったトラクターにでも
乗っていろ!』と反撃したと言う!すると、それを聞いた「フェルッチォ・ランボル
ギーニ」は大激怒!『本物のスポーツカーの作り方を教えてやろう!』とスーパーカー
作りを始めたと言う。その時からランボルギーニとフェラーリのライバル関係が
始まったのである。ちなみにランボルギーニの象徴である『猛牛をデザインした
エンブレム』は、創始者の「フェルッチォ・ランボルギーニ」が牡牛座だったから決め
られたのだが、実はフェラーリの跳ね馬に対抗して猛牛にしたと言う説も、
根強く残っている。
ランボルギーニのスーパーカーは、その多くがオーダーメイド。
ほとんどの部分を、職人たちが"手作り"することにより品質を保っている。
塗装は一人の職人が、1台に約250時間かけて塗りあげ、普通自動車の3倍以上の
パワーを持つモンスターエンジンも、数名の職人がまるで美術品でも扱う様な慎重な
手つきで組み上げるのだ。
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ランボルギーニの車の最大の特徴が、空に向かって開くシザードア。
とても斬新なデザインだが、エンジンが巨大で、幅が広いランボルギーニのスーパー
カーにとって横に開くドアは、乗り降りしにくいため考え出された物なのである。
完成したスーパーカーは、工場の外の狭い田舎道で、走行テストが行われる。
だが3秒で時速100キロまで達するランボルギーニのスーパーカーは、うっかりする
とスピード違反で警察に捕まってしまうと言う!ちなみに、イタリア警察には
『ランボルギーニのパトロールカー』が配備されているので、
イタリアで車を運転する時にはご注意を!!
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