世界まる見え!テレビ特捜部
10/12/13 OA
あなたならどうする? 大地震からのサバイバル

『アメリカ中西部の閑静な住宅街で、ある日突然、大地震が発生した』という
想定に基づいたシミュレーションを紹介する。
案内人は元アメリカ海軍特殊部隊の「ケイド・コートリー」。

サバイバル術1 頑丈な物の側に避難!
テーブルやイスなどの下が理想的だが、なければソファーのような
頑丈な家具の近くへ避難。もし壁が倒れてきても隙間を作り、身を守ってくれ
る。この隙間"ボイドスペース"と呼ばれる。

サバイバル術2 余震が来る前にボイドスペースから脱出!
電気が消え、自宅であっても自分がどこにいるのか分からないことが多い。
その時はまず光を発見し、そちらへ移動。余震が来たら止まる。

サバイバル術3 ドアに印をつける!
家の中に取り残された人を救助しに行く際、探す部屋に入る前にドアに1本、
斜めの線を引く。そして部屋の中を探して誰もいなければ、そのドアにもう1
本斜めの線を引き、『×印』にして下に『0』と書く。『×』は捜索済みの印。
『0』は、中に誰もいない事を救助隊に知らせる事ができる。
もし救助の際、中から出られなくなっても、ドアに斜めの線だけであれば、
救助隊が探してくれる。

サバイバル術4 カージャッキを使って持ち上げる!
救助したい人物が、ガレキの下敷きになっている場合、カージャッキを使う。
ポイントは、数センチ持ち上がるごとに支えになる物を間にかませていくこと。
こうすれば、もし途中でカージャッキが倒れても、ガレキが落ちるのを防ぐ
事ができる。

そして本来は地震の後、道路には危険が溢れている為、車の運転はしないほう
が良い。だが、この時ケイドは、ケガ人の治療を早くしなければならない為、
やむなく車で避難所に向かった。と、その時、余震が起き、電柱が倒れ、車が
電線に覆われてしまった。
サバイバル術5 感電死を防げ!
車の中にいれば感電はしない。しかし、どうしても車から出なければならない
場合は、まず足下にあるフロアマットを近くに投げる。マットはゴム製なので
感電しない。次に腕をたたんで体に付け、両足もくっつけたまま、
マットに飛び移る。

そして、マットのない所を歩く方法。地面にも約半径6mに渡り電気が流れてい
るので、片足を上げたり、足を開いたりしたら感電してしまう。そこで常に両
足を閉じたまま、地面をゆっくり、すり足で進む。こうして彼らは、電線から
脱出する事ができ、ケイド達は避難所に辿り着いたのだ。

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