11/05/16 OA
え〜!ウソ〜! ホント〜? おもしろ仕事人クイズ
ズラリと並んだサーフボードのような板。その1枚を抱えて、
これから「チェ・クンズン(27)」が仕事場に向かう。
そして、ソウルの繁華街で、手にしたサーフボードのような板をクルクルと
回し始めた。
片手回し、背面回し、板を空中で回転させる風車回しなどなど、技のレパート
リーを繰り出していく。
実は彼、会社やお店の広告が書かれたプラスチック製の看板を回し、通行人の
注意を集める『看板回し広告マン』。
一度のオファーで回す時間は5時間。宣伝効果は抜群だという。
「ハ・ジハン(39)」が店長を勤める<韓国・ヨンイン市> のとあるレストラン。
トッポギ鍋のシメのメニューがまたお店の人気メニュー。
彼は、お客さんが食べ終わった鍋で、韓国では定番のシメ料理"チャーハン"
を作るのだ。ところが、炒めたチャーハンを鍋ごとひっくり返すと、なんと
チャーハンは落ちてこない。しかも、鍋ごと落としても米粒ひとつこぼれない。
ハさんはその『引っ付きチャーハン』を作る名人であった。
<中国・山西省> 綿山(メンザン)の中腹にある寺『雲峰寺』(ウンホウジ)。
1700年以上も前から、黄金の鈴を使ったユニークな願掛けが行われている。
鈴を手渡された坊主頭の男性「ブ・ケイショウ」は、体にロープを巻き付け、
寺の後ろにある、高さ120メートルの絶壁から降り始めた。そして、下りる
こと60メートル、ブさんの周りにはたくさんの鈴が。これが雲峰寺で昔から行
われている鈴の願掛け。鈴を崖に取り付けると願いが叶うと言われている。
見事に鈴を掛け終えたブさんの成功を祝して爆竹が派手に鳴り響き、匠の技に
見物客も大盛り上がり。こちらの命がけの願掛け、料金は鈴込みで24000円。
ブさんは『絶壁鈴かけ人』なのである。