2週間後には新居へ引っ越す予定のカップル「ジョージ」と「ローワン」には、
愛犬「ルーシー」の行儀が悪いという悩みがあった。
そんなダメ犬のルーシーを何とかしたいと、凄腕ドッグトレーナー、
「ビクトリア･スティールウェル」に助けを求めた。
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【問題点 １】
留守中、普段はおとなしいルーシーが一変。キッチンへ直行し、なんと冷蔵庫
を開けて、食べ物を取り出し、部屋中で食べ散らかす。
そして食後は無駄吠え、ソファに粗相。また、２人が帰宅するとルーシーは大
喜び。ビクトリアはこの行動は『分離不安』によって出た症状だと判断した。
【問題点 ２】
ローワン達が食事をしている目の前でルーシーがヨダレを垂らす。
ついかわいそうに思い、食べ物を与えてしまうというローワン。
これは、ヨダレを垂らしたご褒美をあげていることになり逆効果。
【問題点 ３】
郵便物が郵便受けに入れられるや否や猛攻撃をかけてグシャグシャにする。
しかも、郵便配達員を見かけるだけでも吠えまくるルーシー。
ビクトリアは、どんな改善策を打ち出すのか？
【留守中部屋を散らかす解決策】
冷蔵庫の盗み食いをやめさせる方法として、冷蔵庫にアラームを仕掛け、冷蔵
庫を開けたがらなくなるようにした。そして『分離不安』の症状に関しては､
2人が出かけるフリをしてすぐに戻るように指示。これを繰り返し、外出をし
ても必ず戻ることを教え、不安を取り除くのだ。
【ローワンの食事中にヨダレを垂らす解決策】
ルーシーが食事中に近くに座ったら、立ち上がって歩きながらルーシーに
「下がれ」と言い、席に戻る動作を繰り返す。食べ物から遠ざけて、ここは私
の食事しているエリアだということを教えてルーシーを近くに来させなくする。
【郵便物への攻撃 解決策】
郵便物を襲撃しそうになったら、強い意志を込めた口調で「ストップ」と命令。
これを繰り返し、やってはいけない事だと覚えさせるのだ。
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２週間後、ビクトリアが２人の新居を訪ねてみると、ルーシーの行動は一変。
食事中でも近くに来ることもなく、留守中も家の中を荒らすことも無い。
ビクトリアの助けで、ダメ犬をお利口犬に変身させ、飼い主も救ったのだ。
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