世界まる見え!テレビ特捜部
11/05/30 OA
エコ技術を大大分解 SHOW

<エコ技術 [1]>
今注目されているエネルギー源といえば、自然エネルギー《太陽光》だ。
<アメリカ・ネバダ州のモハベ砂漠>にある『太陽熱発電所』には、巨大鏡の
総枚数200枚設置されており、面積にして東京ドーム21個分に相当する。
ここにある全ての巨大鏡は、湾曲して放物線を描いており、太陽光を一点に
集中させることができる。
集められた光は高温になり、オイルが流れる長いパイプを400度近くにまで
温める。温められたオイルはパイプ通って、隣接された建物の水槽の中を通り、
水蒸気を発生させる。この水蒸気の圧力でタービン発電機が回転し、電気が
作られる。発電時に発生した水蒸気も、循環するオイルも、冷却され再利用
されるためムダなことは一切ない。

<エコ技術 [2]>
環境にやさしい乗り物として、「空気だけで走るバイク『エンヴィ』」が開発
された。これは1960年代にNASAが開発した、水素と酸素で電気を作る、
『燃料電池』を搭載している。
水素が補充された燃料電池に空気中の『酸素』が取り込まれると、『水素』が
『水素イオン』と『電子』に分かれ、『水素イオン』だけが『酸素』と結び
ついて『水』となり、残った『電子』が大きな『電気』となってモーターを
回す、というしくみになっている。
排出されるのはなんと水だけ。最高時速も80kmで連続4時間の走行が可能。
まだ『水素』を補給するスタンドができれば、実用化される段階にあるという。
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