中東屈指の大都市<ドバイ>のにある世界最大級の『ドバイ水族館』。
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ここでは、世界中でまだ成し遂げられていない、『水族館でのツマジロの繁殖』を
試みようとしている。しかし<ドバイ>では『ツマジロ』の捕獲は困難。
そこで『ツマジロ』が多く生息する<オーストラリア・グレートバリアリーフ>
付近に拠点を置くケアンズ・マリーン社に依頼し、オス・メス2匹の『ツマジロ』を
<ケアンズ>から<ドバイ>まで輸送してもらうことにした。
<オーストラリア>から<ドバイ>まで、船で輸送するには数週間かかり、
『ツマジロ』が弱って死んでしまう可能性があるため、『大型旅客機の貨物室』を
利用して輸送することに決定。世界初の大プロジェクトとなった。
その費用はおよそ500万円。
様々な問題をクリアし、『ツマジロ』を載せた飛行機は<ケアンズ>を飛び立った。
途中<香港>を経由し30時間後、旅客機がドバイ空港に到着した。
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すぐさまドバイで最大の冷蔵車に乗せかえ、パトカーの先導の元、40度の灼熱の中を
ドバイ水族館目指して運搬する。
30分後、『ドバイ水族館』の駐車場に到着。スタッフ達は大急ぎで『ツマジロ』を
水族館へと運び、水槽の中へ入れる。
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無事、エサも食べることができるようになり、前代未聞のサメの大移動プロジェクト
は大成功を収めた。
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