11/08/22 OA
アメリカ人の大好物 チーズバーガーの秘密に迫れ!
食いしん坊リポーター「ボビー・ボグナー」が全米中を渡り歩き、
チーズバーガー製造の舞台裏に潜入した。
【パティ (イリノイ州・オレゴン) 】
出荷前の牛を太らせるためにあるのが肥育場。ここで栄養たっぷりのエサを与え、
体重300キロ前後だった牛たちを約6か月で500キロ以上に太らせる。こうして
まるまると育った牛がおいしいパティになるのだ。
【バンズ (カリフォルニア州・オンタリオ) 】
トラックいっぱいに積み込まれた小麦粉を、巨大ミキサーでこねて生地を作る。
丸くカッティングし、ゴマをまぶしてオーブンで焼く。そして刃のついたマシンで
生地の真ん中をスライスすれば、チーズバーガーになくてはならないバンズの
出来上がり。
【チーズ (ウィスコンシン州・ポーテージ) 】
チーズバーガーに合うのはプロセスチーズ。それはナチュラルチーズより程良く
とろける為。そのプロセスチーズも元々は畳ほどもあるチーズ。それを水で冷やし
固めた後、スライサーで切れば、お馴染みの正方形のチーズに。
【ピクルス (ノースカロライナ州・マウント・オリーブ) 】
ピクルスの工場では、水を使って信じられない数のキュウリを運んでいる。それを
発酵用の大樽へ入れて、塩漬けに。その後、塩抜き、輪切り、さらに酢やハーブを
混ぜた液体を注げば、酸味の効いたピクルスが完成。
【フライドポテト (ワシントン州・バターソン) 】
フライドポテトにぴったりのジャガイモは『ラセット・バーバンク』という品種で、
サイズが大きく油で揚げても形が崩れにくい。このジャガイモを一瞬で長細くする
方法が。十字に交差したナイフに向かって、ジャガイモを水で押し出す。すると一瞬
であのフライドポテトの形に。さらにそれを工場内で一度油で揚げる。これで、お店
での調理時間を短縮することができる。