世界まる見え!テレビ特捜部
11/10/31 OA
野生を取り戻せ!太っちょグリズリー お魚捕獲大作戦!

<アメリカ・モンタナ州>のイエローストーンにある『グリズリー保護施設』の
スタッフ「ケイシー・アンダーソン」。この8年間、「ブルータス」と名付けた
グリズリーと一緒に過ごしてきた。しかし「ブルータス」は人間と過ごしてきたため
鮭を捕まえられないし、そもそも魚が大嫌い。このままではいけない!

そこで「ケイシー」は野生のグリズリーの鮭狩りを間近で研究し自ら「ブルータス」
に教えることにした。
「ケイシー」が訪れたのはグリズリーの本場<アラスカ>。『カトマイ国立公園』の
『ブルックス滝』は、夏から秋にかけて産卵期を迎えた鮭が川を遡る途中にジャンプ
する滝として知られており、それを目当てに多くのグリズリーが集まってくる。
彼らは飛び跳ねる鮭をタイミングよくくわえたり、勢いよく飛び込んで鮭を器用に
捕まえたりしている。
そしていよいよ、「ブルータス」の特訓が始まる!

【特訓 [1] 泳げ!】
まず水に慣れさせようとブルータスをプールへ連れて行った。最初は慎重だったが、
そこは元々泳ぎが得意なグリズリー、ものの数十分で華麗な泳ぎを披露してくれたの
だった。

【特訓 [2] 追いかけろ!】
「ケイシー」は「ブルータス」を連れて小川へやってきた。「ブルータス」の大好き
な鶏肉を釣り竿で吊して川を泳がせて魚に見立て、それを追いかけるという訓練だ。
意外にも機敏に、軽快なステップで大好きなチキンをキャッチ。

【最終特訓 くわえろ!】
「ケイシー」お手製の人工滝で鮭をくわえさせよう特訓。しかし、元々魚嫌いの
「ブルータス」は、全く興味ゼロこの特訓はあえなく失敗に終わった。

人間の手で育てられてきたグリズリーに少しでも野生の勘を取り戻してもらおうと
挑んだお魚ゲットプロジェクト。次回はぜひ、ブルータスのお魚嫌いを直すことから
始めていただきたいものだ。


携帯サイト