“所さんの目がテン!”バーチャルスタジオ化第一弾のテーマは日本人の多くが悩まされている「肩こり」。
「肩こり」という言葉が普及したのは実は昭和に入ってのこと、そしてこの言葉を公の書物で初めて使ったのは明治の文豪、夏目漱石「門」の中に「首と肩の継ぎ目の少し背中に寄った局部が石のように凝っていた」とある。
| 夏目漱石こそが「肩こり」の生みの親だったのだ!?
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肩こりで凝る筋肉は首から背中にかけてある僧帽筋という筋肉。
この筋肉の名前は、キリスト教の修道僧の僧衣についている帽子、僧帽に形が似ていることから名付けられた。
しかしなぜ僧帽筋だけが凝ってしまうのか?それは、ビール瓶4本分の重さのある腕を2本と、スイカ1個の重さのある頭を支えなくてはならないためであった。
日本人に肩こりが多いといわれるのはなぜか?
それは日本人の姿勢の悪さによる。姿勢が悪いと、腕や頭を支えるのにより多くの力が僧帽筋にかかるからである。
番組では、正座、あぐら、寝そべりの3姿勢を1時間続けてどの姿勢が一番肩こりにいいか悪いかを実験!
その結果、姿勢が悪くなりがちなあぐらは肩こりを悪化させ、対照的に姿勢のよい正座では肩こりが軽減されるという驚異の結果が出た。 |