ビートたけしさんをスペシャルゲストとして迎えた500回記念スペシャルの後編は、“究極のメニュー編”からスタート。「目がテン!」ではこれまで、所さんに様々な無茶な試食をお願いしてきました。
その中から、「ニンジンから作った塩」(’91年1月20日・第67回)「キャベツの根で作ったきんぴら」(’95年11月5日・第305回)「バラの匂い付きハンバーグ」(’93年12月19日・第212回)「高級魚タイのくさや」(’96年8月4日・第342回)などの名場面が登場。
そしてスタジオでは、この10年の中で所さんが最も驚いた一品が登場。それは生のコンニャクイモ。たけしさんと所さんが試食しました。最初は何ともないと言っていた2人ですが、直後、2人の舌に激しい痛みが!この激しいえぐみは、針状の結晶であるシュウ酸カルシウムによる仕業と言われています。こんにゃくはこのえぐみを、加熱したり、水酸化カルシウムを加える事によって除去しているのです。
| 焼いたか、煮たかしたコンニャクイモを放置して偶然ゲル状になったものを食べたのがこんにゃくの始まりらしい。
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この回では「生き物編」を、VTR2本に分けて一挙に公開します。まずは水辺の生き物編。
「ナマコが身を守る必殺手段は?」(’93年6月13日・第186回)ナマコの体に濃い食塩水を注射。すると身の危険を感じたナマコの肛門から出てきたのは何と内臓!この内臓を敵に食べさせてナマコは逃げるのです。
「ペンギンに尾を2つ合わせた魚を与えるとどうなるのか?」(’96年3月3日・第320回)ペンギンは必ず、魚を頭から飲み込みます。では尾を2つ合わせた魚を与えると?…なんとペンギンはくるくると回すだけで、食べる事が出来ないのでした!
その他「鵜飼いのウは何センチの魚を飲みこめる?」(’98年5月10日・第431回)など。
スタジオではウの仲間、ペリカンがゲスト出演。「ペリカンはどれくらい大きな魚を飲むことが出来るのか?」をスタジオで実験します。用意されたのは50センチのコイ。ところがペンギン君、食べたそうにしているのに、やはり大きいのか、呑む事は出来ませんでした。無理矢理食べさせようとしているスタッフに、たけしさん「眼、白黒になってたぞ、今!」
“生き物編”、今度は昆虫編。
「カブトムシのメスにオスの角をつけるとオスは戦うのか?」(’93年8月29日・第196回)何とオスは戦わず、交尾してきます。どうやらオスは、匂いでメスを判断しているようなのです。それでは、メスの匂いを人間の親指につけるとどうなるのか?…なんとオスは生殖器をぐりぐりとこすり付けてきたのです!
その他、「スズメバチを包んで殺すニホンミツバチの蜂球(ほうきゅう)の謎は?」(’94年10月30日)など。
残念ながら、500回SPもこれが最後。最後はやっぱり“歴史的大実験編II”です。
「ミカンの皮で車は走るのか?」(’90年2月18日・第20回)ミカンの皮を折るとぴゅっと出る汁、実はこれは油なんです。ではこの油で車を走らせないでしょうか?番組では20万個分のミカンの皮を用意。出発地は日本テレビ、目的地は皇居。見事エンジンがかかり、車は走りました!「目がテン!」初期を代表する大実験です。
その他、「イヌもいびきをかくのか?」(’97年11月16日)「その場で目隠し足踏みをすると、利き足が分かる?」(’98年3月22日・第424回)など。
最後のスタジオでは、先週の対決の罰ゲームが。しかし引き分けだったので、何と代わりに魚住アナウンサーが犠牲に!その罰ゲームとは、静電気で人形に毛をつける技術を使って、口の周りに、静電気植毛すること!かつて鈴木君枝アナも挑戦した、この科学の力で魚住アナは鬼瓦権造に変身!これを見てたけしさんも思わず爆笑!
| たけしさんは600回も700回も出てくれるらしい!?
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