あつ〜い夏!こんな季節の隠れた主役とは…「ビール」?「麦茶」?「冷や麦」?
「麦わら帽子」?いえいえ、これら全部に共通するもの。それは、「ムギ」。
実は、ムギは世界中で一番多く作られている穀物。小麦、大麦、ライ麦…その種類は数多く、すべてイネ科に属する植物です。そこで矢野さんがやってきたのは富良野の麦畑。北海道では、今が麦の収穫時期。一面に実った麦畑はとてもきれいです。ムギの栽培は、秋に種をまきますが、直接畑にまく「直播き」です。そしてある程度成長したところでムギは冬を越えるのですが、そのときに忘れてならないのが「麦踏み」。大きなローラーで思いっきり踏みつけるのですが、実はこれがないと、ムギは分けつが起こらず、茎が増えないのです。
小麦と大麦、大麦の方が粒が大きいというわけではなく、実は大きさにはあまり変化がありません。でも、その用途は全く違うんです。例えば、パンは必ず小麦が原料だし、麦ご飯は必ず大麦が原料。小麦と大麦、いったい何が違う?そこで、大麦でパンを、小麦で麦ご飯を作ってみることにしました!すると、大麦パンはなにやらひび割れを起こしてやたら堅いパンになってしまい、小麦ご飯はパサパサ。大麦にはパンがふっくらするために必要なグルテンが全く含まれておらず、一方小麦は大麦ほど吸水率が良くないため、ご飯には向かないのです。
ビールに必ず含まれているのが「麦芽」。ラベルなどにも必ず書かれています。でも、麦芽っていったい何でしょうか?実は、麦芽とは、水の中でムギを発芽させた、モヤシ状態のもの。ビールの味がするかと口に含んでみると、ほんのり甘く、戦後、砂糖が不足した時代は、甘味料としても利用されたといわれています。いわゆる「麦芽糖」と呼ばれるもの。そこで、実際に麦芽で水飴を作ってみると、甘い水飴がしっかり出来ました。
ビールに向こうを張るぐらいメジャーな夏の飲み物、麦茶。麦茶は大麦を焙煎したものを煮出して作るのですが、夏に麦茶が飲まれるのには、実は深いわけがあったのです。実は麦茶には全くといって良いほど有効成分が含まれていません。と同時に、とりすぎると害になるようなものも含まれておらず、どれだけ飲んでも飲み過ぎるということがないのです。
| 麦茶は栄養成分・刺激成分が全くない安全な飲み物!
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夏の強い日差しから頭を守る麦わら帽子。しかし、よく考えてみると、日本で何かと利用されてきたのは、わらじなどをはじめとする、稲わら。麦わらの利用率は決して高くありません。しかし、麦わらには光沢があり、工芸品などに利用されているため、より美しい帽子を作ることが出来るのです。
夏にはなぜ麦わら帽子なのか?そこで、麦わら帽子と野球帽で対決!帽子の中の温度と湿度を測定してみると、麦わら帽子のほうが圧倒的に涼しいことが分かったのです。そこで、所さんがこの暑い夏を乗り切るために、純日本産麦わら帽子を制作!伝説の麦わら帽子がここに誕生です!
| 夏は断然麦わら帽子!
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